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復習をすると数カ月後に思い出せる項目が3倍になるという話

にんげん日々勉強ですが、覚えたものはなるべく定着させたいですよね。

読書家の方々が異口同音に仰るのが、再読したほうが良いということ。

おさらいは学習や記憶の定着には欠かせません。

ではどのようなおさらいをすると良いのか、
スタニスラス・ドゥアンヌ『脳はこうして学ぶ』森北出版(2021)からひとつ参考になる部分を見つけました。

数日、数週間の記憶なら

それによると、数日ないし数週間の記憶であれば1週間ほど毎日おさらいする必要があります。

基本的には、記憶を保持したい期間の20%の間隔を空けましょうとのことです。

20%の間隔

記憶を保持したい期間の20%の間隔ですので、
10ヶ月保持したいなら2ヶ月後に復習をすると良いということですね。

少しずつ伸ばす

この間隔を1日から1週間、1ヶ月、1年というように少しずつ伸ばすことで記憶がより長く定着するというわけです。

数週間後のおさらいで

この間隔を空けた復習の効果は強力で、数週間後のおさらいで数カ月後に思い出せる項目数が3倍になると言われています。

おさらいしましょう

これを読んでるみなさんも何か勉強していることがあれば、おさらいをしていきましょう。



参考
スタニスラス・ドゥアンヌ『脳はこうして学ぶ』森北出版(2021) p.284-285




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