日常は疑問に満ちている。
夜になると、ほぼ毎日のように散歩をしている。
特に見て回るようなものがないような、ただの住宅街だけれど。
自分の心を整理する時間として、いつの間にか習慣付くようになっていった。
いつも心をからっぽにするようにして、ネコとにらめっこをしたり、空を眺めたり、ぼーっとしながら歩いている。
そうやって歩きながらあるゲームを思いついた。
今、目の前に見えているものに対して、思いつく限りの疑問をもってみよう。
これがやってみると面白い。
「なんでこんなにマンホールがあるの?」
「どうしてあのマンションは8階建て?高いほうが人がいっぱい住めるのに」
「この地面のタイルにあるシミは何?雨は降ってないはず」
「街灯の電気代ってどれぐらい?」
「どうしてあっちの光は白色なのに、こっちのは黄色っぽくしてるの?」
「階段上るのに消費するカロリーってどれぐらいだろう?」
どれもどれも、どうでもいい疑問。
けれど、そうやって疑問を持って目の前の世界を見つめてみると、いたるところから「???」が浮き上がってきて、まるで別の世界を見ているような感じになった。
なんだ、これ、面白い。
毎日なんとなく通っている道も、じっくり見てみれば、様々なことに気づく。
こういった気づきの一つ一つを実際に調べてみようと思う。
ちょっと前に
「勝手に研究日記」
と称して、日常の中で思ったことをつらつら書くということをやってみようとしたのだけども、見事に3日坊主で終わった…
またやってみようかなぁ。と思う次第。
次は目指せ5日坊主。
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