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実例【ウソのようなホントの話】テナントが負担しなくても良い工事が、なんと9割以上!管理会社の悪質な原状回復見積に唖然!

こんにちは、一般社団法人RCAA協会の山田です。
9月に入り、秋に向けて過ごしやすい気候になってきましたね。
こんな世の中なので、夏は子供達となかなか外で思いっきり遊ぶこともできず、家に籠り、オリンピックやAmazonプライムばかり観ていました。

まぁ、これも、2021年夏の思い出という事で…

ではさっそく本題に入ります。

クライアントの紹介・経緯

・介助、介護、託児などの支援事業、地域福祉に関する普及啓発事業などを行っていたNPO法人 江東まちづくり研究舎。
・4月に事業を廃業するため、西大島に入居していたマンションの1室を退去することに。
・管理会社に解約届を提出したところ、2,450,910円の原状回復見積が提示される。
敷金400,000円以内で原状回復費用が収まれば、と思っていたので驚き、知人を通じて管理会社と交渉するも難航、専門家であるRCAA協会に相談。

賃貸借契約書・見積を見てビックリ!!

入居時に締結した賃貸借契約書と管理会社から提出された原状回復見積を確認したところ、

「ん?この工事は賃貸借契約に書かれていないからテナントさんは費用負担しなくてOKだな、これも、これも、・・これ、、も・・・・???
ん?この見積、変だぞ????」

そうです、管理会社が作った見積に書かれていた工事は、ほとんどテナントが金額負担しなくて良い内容でした。

2,450,910円の内、実に約2,300,000円、全体の95%が不要の工事!
この山田、今まで何千件も見積を査定してきましたが、こんな見積は見たことありませんでした!そりゃー高くなるよ!!

後日、管理会社と面談、こちらの主張内容を書面にまとめ提示!!
(この記事書いていたら思い出して、また怒りがこみあげてきました!!
 一回、深呼吸して落ち着きます。)

結果

それから約一か月後、管理会社から回答がありました。

2,450,910円→126,500円  ▲2,334,410円 94.83% 削減

こちらの主張が100%認められました。(ガッツポーズ)

テナント様から

「とにかく見積が高い、とは思っていましたが、どこがどのように高いか、全く見当がつきませんでしたが、山田さんが交渉のポイントを明確にして、管理会社に話してくださったおかげで、予想以上の減額ができました。相談してホントよかったです。ありがとうございました。」


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