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スキルとテクニックの違いについて

川本です。

今日はスキルとテクニックについて考えてみたいと思います。

男子ラグビー日本代表のエディージョーンズ元監督がテクニックとスキルの違いについてコメントしています。
参考URL
https://www.rugby-japan.jp/2014/04/18/id25271/

これを参考にして、
私がビジネスパーソン向けに研修をする際、
「テクニックは技術(何かを精度高く実践すること)、スキルは技術を実践で使いこなせるようになること」という話を冒頭にさせて頂くのですが、

「今日の研修の目的は、みなさんに現場に戻ったときに出来るようになって頂くことの土台をつくることです」

と一言を添えさせて頂くと、多くの参加者の皆さんが「あぁ、そうか。今日は出来るようになるための研修なんですね」という姿勢になってくださいます。
研修後のアンケートの印象的だったことに、この言葉を書いてくださる方もいらっしゃったりします。

このような反応は、
出来るようになることと、それが実践でつかえているようになること、に多くの皆さんが悩み、違和感、モヤモヤを感じていらっしゃる証拠なのではないかと考えています。

小学生の長男がサッカーするときにも、この観点を大切にしています。
練習したキック、パス、ドリブル、シュート、ポジショニング、首を振ることなんでもいいので試合で1回でもいいから成功させること(1回でもできたら上出来です)、ミスしてもいいからチャレンジすること。これが出来たときは本人の満足度も高く、達成感も高く、楽しかった!という傾向が高いです。

テクニックとスキルは両輪なので、どちらかだけでは上手くいかず、行ったり来たり出来ることが大事だと思います。
この行ったり来たりは、自分だけでやるのは結構難しいと思うので、
ビジネスであれば、同僚や、マネジメント職と一緒に対話しながら、
サッカーであれば、親、コーチ、チームメートと対話しながら、
というのが良いのではないかと思います。





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