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Vtuberとして上手く行っている例 (随時追加予定)


前の記事がVtuber業界に関するややネガティヴな記事だったので今回の記事では、アンチテーゼとしてVtuberに関するポジティヴな話をします。

さて、タイトルでは上手く行っていると、曖昧な言い方をしましたが、厳密な言い方をすれば

1,中の人の自由・自主性(一部を除く)

ファン、視聴者と一番多くの時間を過ごすのがVtuber本人、言うなれば”中の人”です。結局は”中の人”にウケる要素があればヒットします。大小の違いはあれど。しかしながらもちろん、ソロプレイよりもマルチプレイが好きな人も居ますから、当然、プロデューサーやディレクターやマネージャーと協力しながらVtuberとして活動していく方も居ます。その場合はこの自由・自主性に代わり集団性や、どれだけ良好な人間関係が築けるかもしくはどれだけ良好な人間関係が既に築かれた所に飛び込めるか、が重要になるでしょう。

2,いわゆる"前世"問題が無い/解決している

Vtuber界では定着しつつある"前世"という言葉。

これは"中の人"の職歴に対して使われます。そこに特に問題がない、あるいは解決した(とファンから思われている)事はVtuberにとって必要不可欠でしょう。

3,数字が稼げている

何よりも数字です。ビジネスとしてやっていく以上必要不可欠です。

4,身バレ問題が無い/解決している

Vtuberという仕事の性質上、身バレ問題と言うのは非常に懸念されるポイントです。身バレ問題がない/解決しているというのも必要不可欠でしょう。


桐生ココ氏

生配信(ライブストリーム)主体の配信者。南部アクセントのアメリカ英語を母国語としている。日本語も生配信(コメントを読んだりそれに対して反応する)が出来る程習得している。おそらくアジア系アメリカ人(?)でなおかつ日系アメリカ人なのでは。(?)

公式の自己紹介文では、

人間の文化に興味を持ち、異世界から日本に語学留学中の子どものドラゴン。
仁義と任侠を重んじる正義感あふれるドラゴンで、気合で人間の姿を保っている。

とされている。

ニコニコ大百科では、

異世界出身のため母国語は日本語ではないが、高いレベルで日本語をマスターしており放送なども日本語主体で行われる。漢字はまだ少し苦手な様子。また「ケジメ」「みかじめ」等をはじめとした特定の業界の専門用語に明るい。
月~金曜日の06:00から20分程度の番組「あさココLive」の生放送が行われている。業界の動向を中心に簡潔にまとめられたテンポの良い報道番組で、自身や同期生の近況から世界の天気まで幅広く取り扱っている。個人番組でありながらも有識者への取材、コメンテーターを置くなど積極的な報道姿勢が伺える。

とされている。 ニコニコ大百科

個人番組でありながらも有識者への取材、コメンテーターを置くなど積極的な報道姿勢が伺える。

とは言うものの実際は有識者として桐生Cコ氏を招く等、ネタである事が伺える。

活動全体を通してやや暴力的な表現が目立つが、ホロライブとはトラブルが特に起きておらず、他の配信者との関係も良好な模様。(少なくとも動画や配信を視聴しているとそのように思える。)

そして”数字”も稼げている。Youtube総再生回数: 21,870,301 views

チャンネル登録者数: 252K subscribers

加えて、いわゆる”前世”の活動を今もなお問題無く続けているという説もあり。(あくまで説。ここでは詳しい解説はしない。検索すればすぐ引っ掛かると思われる。)

その説によれば、該当するチャンネルでは南部英語を教える講座を開いたり、ゲーム実況をしたりと、自身のやりたい事が出来ている 様だ。

南部英語の講座では、Hey you meat bxg, Can you fuxxing answer my fuxxing shxt? You Shxt bxg.等、利用規約的にセーフなのかというワードも高頻度で飛び出るようだ。

しかしながら視聴者の反応は総じて好意的なもので、普段なかなか教わる事の出来ない、Fワード等の文法的・慣用的に正しい使い方を教わる事を楽しんでいる視聴者が多いようだ。

Shxtには代名詞的用法もある、や、Fワードは名詞、動詞、形容詞の前に置く事が出来る便利な単語だ、等の実際に良く使われる英語に慣れるきっかけにもなる配信となっている。

筆者は噂されるチャンネルの動画、過去配信アーカイブを視聴したが声に類似性が確認出来た。また、英語のアクセントや使う単語、日本語のアクセント等にも類似性が見られた。しかしながら桐生ココ氏と該当チャンネルのK氏が同一人物だとすれば、K氏が桐生ココ氏として配信する際は、やや日本語のレベルを落としている 様に感じた。これが運営側の指示かは分からないが、それによるストレス等は少なくとも配信では見られない

総合的に判断した場合、1~4をクリアし、Vtuberとして本人も楽しみながら活動出来ている、と判断した。

戌神ころね氏(3/29/2020追記)

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なぜ"戌神ころね"は上手く行っているのか?

・中の人の自主性に関して

戌神氏は、マイナーなゲーム、新作ではないやや古いゲーム、結構古いゲーム、滅茶苦茶古いゲーム、エクストリームリー古いゲーム、フリージング古いゲーム、フリーキング古いゲーム、ブラッディー古いゲームを度々プレイしています。それもかなりの長時間。

視聴者数を求めるならば、当然新作タイトルを遊ぶ方が数字に繋がると思いますが彼女の場合は違うようです。(後述)

また、ニコニコ大百科では

主な配信内容はゲーム実況だがタイトルは千差万別新旧問わずで「妖怪ウォッチシリーズ」「がんばれゴエモンシリーズ」など名の知れたものから「ゲゲゲの鬼太郎(PS版)」「ライオン・キング(SFC版)」「ボボボーボ・ボーボボ ハジけ祭」のように原作の名は知れているがいわゆるキャラゲー止まりであるものの他に「The Binding of Isaac」「60 Seconds!」といったインディーズゲーム、果てには「tomak」「とんでもクライシス!」に代表される古き良きバカゲーまで多岐に渡る。
 また特筆すべきはその配信時間で、上記の自己紹介動画をツイートした2019年9月は配信回数25回・合計配信時間が82時間35分39秒で1回あたり平均約3時間20分配信した計算になる。更にこの25回の配信でタイトルに「耐久」が含まれるのは1回で「クリアする」が含まれるのは2回となっており、なんならそれらの配信時間はそれぞれ5時間10分・4時間14分・5時間27分で、もっと長く配信した9時間14分・8時間31分・7時間45分の枠には長時間を匂わせるようなワードは一切含まれていない。極めつけは約82時間半の個人配信とは別に、さくらみことの24時間連続コラボ配信企画を9月下旬に行っているという事実であり、その配信にかけるエネルギーは並大抵のものではないということが分かる。

とあり、独特の配信スタイルを持っているようだ。

そして現時点でのチャンネル登録者数は243K subscribersで、総再生回数は21,117,342 viewsである。

このように、”中の人の自主性の下に配信が行われていて、数字も取れている” 事から、上手く行っている配信者だと判断した。

例え数字が取れていても、中の人がやりたい事が出来ていなければ上手く行っているとは言えないだろう....。

・前世、身バレ問題

現在、戌神氏に関するそういった問題を聞く事が無いので、今の所は大丈夫だと言える。これからがどうなるかは本人と事務所次第、と言った所だろうか。



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