労働からの解放がもたらすもの
我々は物事の価値を誤って捉えているのかもしれない。
何故我々は働き続けるのだろう。誰の為に。
もう、我々は十分働いたのではないか。
なぜ毎日働かなくてはいけないのか?誰の為に?
週3日労働で回っている国などいくらでもある。週4日でもいい。週5日労働で、労働は半年だけ。そんな国々の例を挙げたらキリがない。
労働しなければいけないという圧力...。皆で苦しめば苦しくない?
2020年現在、日本人が皆苦しんでいるから格差は生じず問題がない!とはならない。インターネットを通じて日本国外の情報はいくらでも入ってくる。
ベーシックインカムが、必要なのではないか。
堀江貴文氏の意見
今の労働の多くは生きるために必須の労働というよりは、対価を得るための労働になっているのではないか、ということがある。生活保護などの必要最小限のセーフティネットは曲がりなりにも整備されているため、労働しないと飢えて死ぬというわけではない。
とはいえ、生活保護を受け取るというのは社会的なプライドなど観点から二の足を踏む人も多い。プライドのせいで生活保護を受け取らないで、ホームレス化する人たちだっているだろう。だったら、みんなにお金を最初っから上げてしまえばプライドも糞もないだろうということである。
今のシステムは、つまらない仕事でもやらないと収入が得られないけど、生活保護まで落ちぶれたくないから、嫌だけど仕事する->ウツになったりする、みたいな悪循環をたどっている人も多いだろう。
ベーシックインカムがあれば、解雇もやりやすいだろう。そもそも多くの企業で不況時は無理やり仕事をつくって、雇用を維持して赤字になっている。法人税も納めない。赤字分の法人税の繰り延べは5年とかできる。だから税収も増えない。
なんだか、給料払うために社会全体で無駄な仕事を作っているだけなんじゃないかって思ってきたの。で、多くの人は労働信仰に支配されて嫌々働いているんじゃないかと。だったら、政府から金もらって好きなことやってればいいじゃん。私みたいなワーカホリックは放っておいても働くよ。
西村博之氏の発言
さて、日本の3割の世帯は、貯蓄額が0円です。
家庭を持ったり、健康を害したりと、急な出費が必要になったとたんに、生活設計が破たんしてしまいます。
今までの時代は、会社に所属すると年齢が増えるにしたがって、自動的に給料が増えていきました。
そのおかげで年を経るだけで、収入が増えて、生活を安定させることが出来ました。
現在は、年齢が増えても給与は増えない人がほとんどです。
非正規雇用の人は勤続期間が増えても給料が上がらないことがほとんどです。
2017年は非正規雇用の労働者が2000万人を超えました。
非正規雇用の割合は10年以上ずっと増加しています。
収入の少ない人の多くは、100円ショップなどで安価な製品を買います。
商品の質よりも、価格で決める人がだんだん多くなっています。
企業は、給与の高い日本人を雇って質の高い商品を作るよりも、質は低いが安い商品を海外から仕入れないと商売にならなくなっています。
その結果、日本人の雇用はますます減り、非正規雇用が増えることになります。
また、日本の若者は自分の生活を支えるのに精一杯で、子供や家庭を支える収入や貯金は無いので、晩婚化、少子化が進んでいきます。
晩婚化、少子化が進むと、商品を買う人も、技術者や経営者や学者の人数もますます減っていきます。
ここで書いたことは、ほぼすべての先進国で起きていることです。
世界中でいろんな人がいろんな解決策を試してきましたが、
まったく解決しないままです。(少子化は一部解決方法アリ)
なので、誰が政治家になったとしても、
とても頭のいい起業家が出てきたとしても、
この流れは変えることが出来ないと考えてください。
上記の話を否定出来る人がいたら教えてください。
フォローよろしく。それでは。
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