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消えたマチュピチュドリーム No.4

第四話です。去年定年退職した父(67)とマチュピチュに行く事になった独身長女(41)の私が今まで奮闘した記録になります。

第一話は以下になります。よろしければお先にご一読どうぞ。


第三話での課題のリマからナスカについて色々と調べると、リマからナスカへ直接行くセスナツアーがあった。2時間以上のセスナのフライトは結構きつい。しかも左に右に旋回するフライトで相当酔うらしいのに、帰りもまた酔ったまま長いフライトなのは是非避けたい。酔うのは体験済みなのでもう行く前から萎える。絶対にフライトが長いのは嫌だなぁと思いながら検索していくと、実はナスカまで行かなくても途中にあるイカという街からセスナが飛んでいる事を発見した。リマからイカまでは、バスで3.5~4時間。イカにはフカチナオアシスという砂漠の真ん中にオアシスがある場所も発見した。イカで一泊すればいい!となんとか、最後の課題がクリアできた。

めちゃくちゃキレイじゃないですか?本当にオアシスなんてあるんですね。私は個人的にココが一番行きたいと調べていて感じました。

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ここで、ようやく旅のルートが決まった。ロサンゼルス→リマ(ペルー)→クスコ(ペルー)→ウユニ(ボリビア)→クスコ→アグアスカリエンテス→マチュピチュ→アグアスカリエンテス→クスコ→リマ→イカ→ナスカ→イカ→リマ→ロサンゼルスに決定!


次は時期だ。先ずウユニ塩湖だが、鏡張りの塩湖を見るには雨季を選択しなければならない。総合すると雨季12月から3月末がおススメのようだ。そして日程だが、とりあえず初日は移動日なので慌てずに身体の調子を見て、二日目に丸一日のツアーに出て、3日目にクスコに戻るゆったりコースにしよう。ウユニでは、塩湖しか全くツアーもないみたいだから、立地の良いホテルを選ぼうと思う。しかも3700Mの高地だし、必ず2泊はしたい。私的には3泊して深夜のツアーにも参加したいのだが、今回はお父さんのお願い叶えたろうツアーなので断念した。ここは本当に運だ。雨が降って鏡張りが見えるかは神のみぞ知る。という事なのだ。

次に、調べるのはマチュピチュ。マチュピチュのシーズンは四季というより雨季と乾季に分かれていて、11〜4月が雨季、5〜10月が乾季になるとあった。気候が穏やかでベストシーズンなのは5月から10月と書いてある!えええ。ウユニとこれは真逆!でも、霧や小雨に見え隠れするマチュピチュも幻想的とあるから、これは、ウユニ塩湖に少し合わせていった方がベストなのかな?

日程については、要相談だなー。

そして問題は、羽田空港からロサンゼルスまでお父さんが一人旅をしてくるところだ。空港までくれば、なんとか私がピックアップ出来るんだけど、やっぱりこればかりは心配。入国審査後のトランジットで、ペルーの航空会社のターミナルまで一人で移動するなんて出来るのかしら?うーん。悩むなぁ。一回ロスで入国して、一日休んだ方がいいかな。12時間の日本からのフライト後でまたひき続きペルーへのフライトはきっとしんどすぎるしな。

全くお父さんの体力がわからないから、どれくらいのペースで旅を進めたらいいか見定めるのが本当に難しい。ここがこの旅の最大の難点だ。まぁ、ここまで一通り決まったから報告会をしようと思う。

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第一回報告会が無事終了した。

決まった事:ウユニ塩湖に合わせるということ。マチュピチュは雨季になるかもしれないが、まぁそれはそれで楽しむという事。そして、一度ロサンゼルスで降りたいとの希望。

話しておいて良かった。

日程を決めなければならない。。。ここからだな。

お父さん嬉しそうだったから、なんか私の方が嬉しかった。


第四話終わり 次回につづく





最後まで一読ありがとうございました。