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消えたマチュピチュドリーム No.8

第八話です。去年定年退職した父(67)とマチュピチュに行く事になった独身長女(41)の私が今まで奮闘した記録になります。

第七話の終わりに書きましたが、突然の父親の一声で、予約も全て最終段階からまたやり直すということになり、実際の旅行会社へのオーダーだったのなら本当に迷惑な客ですね。全く家族という事で遠慮がないのか、お父さんわがまま言い放題です。大昔は私がわがまま言う方だったのになぁ。でも、文句言えません。という事で気を取り直して、プラニング仕切り直したいと思います。


そして、大昔の話ですが、第一話は以下になります。よろしければお先にご一読どうぞ。


先ず一番始めにしたことは、ホテルの部屋替えです。2人と3人では部屋が違いますし。とは言え、ペルーもボリビアも物価はとても良心的なので、少し上がってもとてもいいホテルに巡り会えました。

ここで私が、海外旅行に行くときに必ず利用しているのが、Booking.comと言うサイトです。世界中を網羅していて、何よりフリーキャンセリングサービスが付帯してるんですね。そして、朝食フリーサービス。これは、本当に有り難いサービスです。海外旅行で、朝コーヒーとパンとフルーツとヨーグルトが付くだけで、朝の行動がスムーズに元気よく発進できますよね!

また、Booking.comにあるサービスで、Geniusレベルと言うサービスがあるんですが、サイトを使っていくほどレベルが上がっていくんです。私は、レベル2なので、通常価格より10%オフ、もしくは通常価格より15%オフ、選択出来る朝食フリーサービス、そして、フリーアップグレードと言うワクワクするようなサービスが付きます。だから、世界中の旅好きはほとんど利用しているんじゃないかなと思います。


そんな私が、今回泊まるのが待ちきれなくなった素晴らしいホテルをここで紹介しようと思います。

マチュピチュ村に行く前に止まる予定のオリャンタイタンボ村で私が選んだホテルです。駅に隣接していて、尚且つ自己菜園があり、新鮮なペルー野菜をふんだんに取り入れたコースがおススメという、私好みのホテル。農園ツアーも、ガーデン散策もあるというインカの大自然を体感できるホテル。私が選んだ部屋は、スーペリア ダブルルーム バルコニー付。バルコニーから、ガーデンが一望出来る大自然堪能の部屋。大人三人で、$208でした。いやぁ、ここは絶対に行きたかった。泣

そして、なんでクスコから電車乗っていないの?とお思いの方もいるかと思うんですが、私たちが旅行する日程はまだオフシーズンで、ペルーレイルもインカレイルも、列車がクスコから発着していないんです。落石や、雨、他ストライキなど、シーズンオフは、なかなか難しいようです。その為オフシーズンでは、マチュピチュへの始発駅はオリャンタイタンボ駅になります。

本当に色々調べ上げておいて良かった。だって、ペルーレイルのチケット買えちゃうんだもん。駅で待ってたら途方に暮れてたよね?でも、臨時バスがクスコからオリャンタイタンボまで出てるようでした。こういったハプニングも旅のいい所だと思うんですが、私的には両親連れてなので、今回は添乗員さんばりにスケジュール組みました。


そして、次に私が楽しみにしていたのが、最後の地リマでの食事!ペルーと言えばフジモリ大統領でも知られるように、日本人の移民が多く日系コミュニティーが多くあることでも有名。またフジモリ大統領の出生地でもあるミラフローレスは、宅地開発が進み今では高級住宅街となっています。そして、そんなミラフローレスには、世界に君臨するレストランが(The World's 50 Best Restaurants) 2018年度には3軒、2019年度には2軒あって、私が今回選んだのが、MAIDOレストラン‼ (2018年7位、2019年は10位) 世界で10位の日系レストランをペルーのリマで体験出来るんですよ。名前のマイドっていかにも日本ですね笑笑。 そしてふんだんな魚介類とペルビアン料理との創作料理で、しかも寿司が食べられるという!なんて贅沢なんでしょう!でもスケジュール上、ランチを食べる事になりました。でもこれって、やっぱり一生に一度の体験ですよね? さすが世界のマイドレストラン3か月前から予約がびっしり入っていて、3か月前の日になったら直ぐウェブから予約を入れました‼ クレジットカードの登録など、キャンセルしたら何パーセントか頂きますとか、まぁ厳しいルールが色々ありましたが、何とか予約が出来ました。ちょっと前のドラマにあった、グランメゾン東京みたいですよね。食べる前のワクワクが止まりません。


ですから、リマに来るまでは、現地のモノをなるべく食べて贅沢する事はしない予定です。ローカルフードのメルカド(マーケット)では、牛ハツの串焼きがおいしいらしいですし、ロモサルタードやスーパーフードのキヌアのスープを楽しんでみようと思っています。最後の地リマは、まさに東京と同じ大都市ですからね。ランチにはなりますが、両親には喜んでもらえると嬉しいです。

そして私が最後の晩餐に選んだレストランは、リマの中心に堂々とそびえるフカプクジャーナ遺跡に隣接するフカプクジャーナレストラン。ここでは、パティオ席で、ライトアップする遺跡を見ながら最高のディナーを楽しむコースにセッティングしました。ここのレストランへは、ウェブサイトのお問い合わせから、パティオ席が希望です。ペルーへは、両親の40年結婚祝い、そして定年退職祝いで、バケットリストのマチュピチュに来ましたと言う旨を報告したら、いい席をとっておきますよとの暖かい返事を頂きました。いいレストランは、サービスも素晴らしいですね。なんとここでは、私からのサプライズで、未だお嫁に行ってませんがこうやって親孝行出来たので嬉しいです的な手紙なんかを読もうとも計画しておりました。

年も明けて、ペルーレイルの予約も、マチュピチュ・モンタナ山のチケットも抑えて、カウントダウン開始でございます。


第8話終わり 次回につづく

第9話です。






最後まで一読ありがとうございました。