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うつ病になりやすい意外な特徴

一般的にうつ病になりやすい人というのは

・責任感が強い
・真面目
・几帳面
・仕事熱心

そういう人が多いと言われていますし
ちょっとずつそういう認識が
広まってきているのかなーとは思います。

その一方で
まだまだ知られていない
うつ病になりやすい人の傾向
ってあります。

多くの患者さんと関わってきた中で
割と多くの人に共通している項目などを
紹介していきます。
当てはまる人は結構要注意です。


自己主張が苦手

よく言えば
我慢強かったり
辛抱強いと言われたりするので
それを長所と思っている人もいるでしょうが
それが単純に自己主張が苦手であるという
弱さを隠すため
我慢強いと言い表している場合があって
意見を通すべきところは
通さないといけないし
意見が通る通らないに関わらず
自分の意見は伝えなければいけませんよね。

言いたいことを我慢する。
やりたいことよりやりたくないことを
優先することが
美徳とされることもありますし
親や先生から
言いたいことを言うより
我慢できることを褒められてきた人などは
大人になっても
言いたいことが言えない
大人になっていたりします。


長男長女として
下の兄弟の面倒を見てきたり
親が毒親で、親の代わりとして
子供の頃から自分のやりたいことよりも
家事を優先させてきたり
周りの大人が喜ぶような態度を
取ってきたりした結果
我慢していることが正義だと思ってしまい
結果として自分をさらけ出すことが
苦手になってしまうと
上手くストレスを発散できず

自分が我慢しなければ!
うまくいかないのは自分の努力不足だからだ!

と自分を責めてしまう。
そうすると自己肯定感は低くなるし
ネガティブな思考に陥る。

なので
その場その場で自分の意見を
うまく主張することが
我慢することよりも大事なスキルだったりします。


反省を落ち込むことだと考えている

反省の目的は
次に活かすことでしかないわけです。

落ち込んでいないと
反省していないと勘違いする
アホな上司がたくさんいますが
不思議な心理ですよね。

人間は絶対に失敗するんですよ。

確かに周りに迷惑をかけている場合
迷惑をかけた人間が堂々としすぎていれば
反感を買うこともありますが

謝ることと落ち込むことは
分けて考えた方がいい。

不必要に長々と落ち込む必要はない。

むしろ早々に切り替えられる人を
周りの人に信頼は集まります。

逆にいつまでも過去の失敗について
落ち込んで、暗い表情をしている人は
テイカーです。

問題は上司や周りが
落ち込んでないと反省していないと
捉えている場合が厄介で
そういう職場やコミュニティは
距離を取った方が良いかもしれません。


案外明るくて人が良い

うつ病の方は意外と
社会性があり
私がうつ病の患者さんと初めてお話しする時
患者さんからスラスラと入院に至った経緯や
入院生活のことなどを
上手に話される方がいます。

これらは自己主張が上手なのではなくて
取り繕うのが上手なだけなんですよね。

世間のイメージだと
うつ病の人って暗い表情をしていて
負の雰囲気をまとっているイメージが
あるかもしれませんが

案外初対面の雰囲気だけだと
うつ病を患っているようには
見えないことがあります。

ただ、本当に心の奥底で思っていることを
言えるわけではなく
当たり障りない会話を
上手に話されているのですが
それは常に周りの人の目を
気にしている証でもあるわけです。

いつでもニコニコして
周りの人の話に大きなリアクションをしてあげたり
常にその場の空気が悪くなることを恐れる人が
うつ病の人には多かったりするのです。

周りがやりたがらないからと言って
学級委員や生徒会長を務めた人にも
大人になってうつ病を発症する人が
いたりしますからね。


うつ病に関して言えば
治療の仕方は患者さんそれぞれなんで
何とも言えませんが
もし当てはまる人がいれば
注意しておいた方が良いかと思います😌



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