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メンタル疾患に効果的な治療法とは

4月1日のnoteに
こんな話を書いた。

ネアンデルタール人と
我らがホモサピエンス
実は個人の能力は
ネアンデルタール人の方が
上だった
という説がある。
脳の容量、骨格筋の発達などは
なんと現生の人類よりも
優れていた可能性があるらしい。
しかし、ホモサピエンス以外の人類は
約4万年以上前に絶滅されている。
(一部ネアンデルタール人のDNAが混じっているらしいけどね)
この能力が低いとされるホモサピエンスが
生き残れたのはなぜか。
それは喉の長さがホモサピエンスのほうが長く
会話をするのに適していることが関係している

ネアンデルタール人も言葉を発していたが
この人体構造だと母音がうまく発音できなかったと
考えられてて、複雑な会話が困難で
コミュニケーション能力では
ホモサピエンスの方が勝っていた。
つまり
脳の大きさや筋力よりも
言葉が人類を繁栄させたということ。
もっと言えば
“個”より“集”の力で生き残ってきたとも言える。


めちゃくちゃ為になるnoteを
書いてたんですが←


精神科病院で働いてると
本当に人と人との繋がりが
人のメンタルに影響しているよなー
と感じることが多々あります。

夜になると大声を出して暴れたり
自傷行為を繰り返す患者さんがいたとして
どれだけ医師を含むスタッフが
懇切丁寧に話を傾聴したり
心理士さんと一緒に認知行動療法などを
取り入れてみたりしても
そんなに急に患者さんの心は変わらないのが現状。


でもそんな患者さん達が
急にメンタルが安定する瞬間ってあるんですよね。

それが患者さん同士の繋がり
できた瞬間だったりします。

患者さんと看護師の関係って
話をする側と聴く側に分かれます。
看護師が悩みを患者さんに相談することは
あんまりないので。

もちろん相談する側とされる側に
分かれる形も悪くないんだけど
人は他人に貢献することで
幸せや自分の存在意義を感じる生き物
だからこそ

〝褒められることはするな、感謝されることをしろ〟

とアドラー先生は言うわけです。
褒めてもらおうと〝奪う〟のではなく
感謝されるようなことを〝与えましょう〟と。

患者さん同士の会話は
看護師との会話と違って
一方通行ではなく
双方向なんですよね。

お互いが話をして、話を聴く。
そこで無意識に感謝の気持ちが生まれたり
相手に肯定的に受け入れてもらえてると
感じられることで
幸せや自分の存在意義を感じることができる。

どんな薬や心理療法よりも
同じ悩みを共感して
お互いを受け入れ合える
仲間が出来る方が
案外効果的なのかもしれません。

依存症に悩む患者さんも
断酒会と言われるコミュニティに
属することで
断酒率は上がると言われてます。

誰かを頼ることだけでなく
誰かに頼られることで

メンタルヘルスは整えられるんじゃないか?

というお話でした😌

サポートしていただけると相当喜びます😭