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若手の私が伊藤忠商事を退職し、スタートアップ業界に参画した理由。

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5年間勤めた伊藤忠商事を、シンガポール駐在中の2月末でピリオドを打って退職し、For Startupsに参画しました。

定年まで勤める思いで新卒で入社した伊藤忠をなぜ退職することにしたのか、何を実現したいのか、率直な思いを伝えさせて頂きます。

1. 本物の才能や資質を持っている人が、更なる価値を生み出せるような日本にしたい

伊藤忠商事は本当に最高の会社でした。
人間力が高い素晴らしい上司、先輩、後輩、同期に囲まれ、職場環境も最高で、身に余る待遇も頂きました。

特に駐在していたシンガポールは居心地が良くて、週末は友人とBBQしたり、プール入ったり、海に行ったりと天国のようなシンガポール人生を謳歌してました。
一生住みたいと本気で思いました。

ただそんな恵まれた環境の中で、担当していた石炭の業務は、世界で必要不可欠の分野ではあるけども、売れば売るほど地球温暖化・大気汚染を加速させてしまうことに違和感を感じていました。

私にとっては人生において何十年もの歳月を捧げたいと思えるキャリアではありませんでした。

このとき気づいたのが、どんなに環境、給料、肩書きといった外発的動機が満たされても、好きなことややりたいこと、達成感といった内発的動機が満たされないと、人は幸せになれないということ。

そんなモヤモヤを抱えながら、周りの人と話してみると、想像以上に沢山の人が同じように燻っている現実を目の当たりにしました。

そして多くの人と対話を重ねるうちに、日本では時代と共に、仕事選びにおいて、「金銭報酬」といった外発的な動機以上に、「感情報酬」といった内発的な動機を相対的に重視するようになってきたことを確信しました。

それは世界中の人とよりオープンに繋がるようになったことに起因していると考えています。

世の中は情報化社会に突入し、YouTubeやInstagram等の動画配信サービスやSNSが加速度的に普及し、今まで触れることのできなかった、色々な価値観や考え方に触れられる時代となりました。

刺激され、「このままで良いのだろうか?」、「自分も好きなことややりたいことに挑戦してみたい!」と考え始めている人が増えてきたと実感しています。

これは市場が成熟化して、質の高いサービスを無料で受けられるようになったことで、お金やもの自体の価値が相対的に下がっていることも影響しています。

自分が同じように悩んでいたからこそ、やりたい仕事、好きな仕事が分からない人や、このままで良いのだろうか、と燻っている人に対して、何十年もの人生を捧げても良いと思えるキャリアを見つける支援をしたい。

本物の優れた才能や資質を持っている人それぞれが、最適なキャリアを見つけて、存分にその潜在能力や可能性を発揮し、更なる価値を生み出せるような日本にしたいと強く思うようになりました。

2. 日本を成長軌道に乗せ、もう一度世界をリードする国にしたい

フィリピン、ベトナム、インドネシア、タイ、オーストラリア等々、シンガポール駐在中は公私合わせて50回以上も海外の国々に渡航する機会を得ました。
今までに色々な国に行きましたが、特に成長著しい東南アジア市場の最前線で仕事ができたのは本当に貴重な経験でした。

そんな中で、ショックだったのはどの国でも日本はもう成長市場として見られていないということです。

日本の中にいるとなかなか実感できませんが、日本はいま物凄いスピードで世界から取り残されています。
先入観から今でも発展途上国だと思い込んでいた国々も、街中の人がスマートフォンを持ちアプリを駆使して便利に生活しています。

どうしたら日本がもう一度成長軌道に乗って世界経済をリードする国になれるのか。

アメリカやシンガポールのように、本物の才能や資質を持っている優秀な人が、必ずしも大企業のみでなく、スタートアップに参画したり起業をする潮流が更に広がれば、日本も世界を牽引するイノベーション大国になれるのではないでしょうか。

アメリカで育ち、また海外を渡り歩いた経験から日本人には本物の優れた才能や資質を持った人が沢山いると感じたからこそ、日本には十分にそのポテンシャルがあると自信を持って言えます。

3. 一つのロールモデルになって、世の中の素晴らしい景色を伝えたい

前述の通り、世界中の人とよりオープンに繋がり、今まで触れることのできなかった、色々な価値観や考え方に触れられる時代となりました。

レールの上に走っている列車があるとしたら、車窓の幅が広がり、その数が増えたことで、外に広がる素晴らしい景色を見る機会が増えたのです。

ただ課題は、景色がより見えるようになっても、その景色の先に何があるか知っている人が周りにいないということです。

そもそもその景色に飛び込む人が周りにいないので、列車に乗ってる人は未だ指をくわえて眺めているだけなのです。

だからこそ自分自身が先駆けてその景色に飛び込むことでこれを体現し、揉まれて、一つのロールモデルになれれば良いと思いました。

そして、その景色の先に何があるのかを伝えたいと強く思ったのです。

これが私がfor Startupsでヒューマンキャピタリストになりたいと思った理由です。

for Startups に参画しました!

https://www.facebook.com/forstartupsinc/

社会的インパクトの大きい事業を展開する日本の有望なスタートアップに対して、HR支援/資金調達支援/コンサルティング支援等の成長支援事業を展開する会社です。

スタートアップ向けに人材支援をするヒューマンキャピタリストを担当させて頂いてますが、まだまだスタートライン、頑張っていきます!

日本の成長産業を本気で盛り上げます!

そして日本人一人ひとりが幸せな人生を歩めるようなキャリア支援をしていきます!

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

荻野嶺

I graduated from ITOCHU Corporation and decided to join “for Startups, Inc.”!

I retired from ITOCHU at the end of February, with which I have worked for five years.

In the last one and a half years, I was working at Singapore branch.

I would like to write frankly why I decided to resign ITOCHU, for which I had intention of working until mandatory retirement.

1. I want to make Japan a place where people with great talents and qualities can flourish their potential and value.

ITOCHU was a fantastic company to work with.

I was surrounded by superior and resourceful bosses, seniors, juniors, and colleagues.

Honestly the working environment was excellent including treatment.

Particularly in Singapore, it was so comfortable that I really wanted to live there forever.

Despite such a comfortable environment, the section I was in charge was not a career that I wanted to dedicate to my whole life.

Talking with the people around me, I witnessed a lot of people thinking the same way - despite placed in a comfortable environment, wandering what they really want to do for life.

I realized that the values ​​and ways of thinking about work are changing dramatically, especially for young people in Japan.

With the entry into the highly sophisticated information society, video services and SNS such as YouTube and Instagram have been rapidly spreading among people and made people around the world more openly connected.

It is definitely an era where you can touch various values ​​and ideas, which are stimulating more and more people to start thinking about what they really want to do for their lives.

Especially Japan is entering an era where jobs are selected with emphasis on intrinsic motives such as emotional rewards rather than extrinsic motives such as money rewards.

I would like to give a career support to those who are wondering what kind of jobs they really want to do devoting decades in their lives.

2. I want to be one of the role models and to boost Japan’s startup industry

Philippines, Vietnam, Indonesia, Thailand, etc., I have had the opportunity to travel abroad more than 50 times in 2019.

Until now, I have traveled to many different countries, but working at the forefront of the particularly fast-growing Southeast Asian market was a valuable experience.

What shocked me was that Japan was no longer seen as a growing market in any country.

I couldn’t really feel that when I was in Japan, but Japan is now being left out of the world at tremendous speed.

Even in countries that were thought to be developing countries, people now live conveniently using smartphones and apps.

How can Japan get back on a growth trajectory and become a world-leading country again?

If superior people with great talents and qualities join not only large companies but also startups or be entrepreneurs, like the United States and Singapore, I believe Japan will become the world’s leading innovation nation.

Since there are so many people with great talents and qualities in Japan, I can say that Japan has its potential.

So I decided to become one of the role models by jumping into a startup from a large company having an intention to be a pioneer for those who share the same thoughts.

I will join “for Startups, Inc.” in April.

https://www.facebook.com/forstartupsinc/

It is a company that supports startups such as in HR / Financing / Consulting business aiming Japanese startups that are developing businesses with high social impact.

I will be a human capitalist who provides human resources to promising startups.

I will blast Japan’s startup industry!

I will provide career support so that each and every Japanese people can live a happy life!

Ray Ogino

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シンガポール駐在中に総合商社を退職、スタートアップに参画します。現在アメリカをまったり放浪中。28歳。
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