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存在する意志。
■転居通知を出しなさい。
あなたが死ぬたびに。
(grapefruits juice)
生まれ出た延長上、結果生存しているということ以上に、
生きることを常に選び取っている人間。
って濃い。
好きなもの、やりたいこと、良しとするものごと。
本当に「そう」思っている人には敵わない。
どんな感覚なのだろうか。
私のは曖昧で、必ず見栄や逃げがいる。
純粋に何かを「思う」ことができなくて、
それは思考の目盛りが細かいからじゃなくて他人との線引きができていないからなのだろうと思う。
「しめ鯖が好きです 。」
どこまで本当にだろうか。
いつもいつも100%好きじゃないはずの、
「 」ここにいる私を、私は殺す。
死ぬたびに転居通知を出す。
みんな毎日少し自分を殺しながら生存していて、
それは生存するために仕方がないのだけど。
惰性で生存して自分を変形させてばかりでいては、人間うっっすいんだこれが。
細くても、濃く、凛と。
逃げてると言われようと知らん。
転居です。
生くべき場所への。
今日はベッドの壁際に住みます。よろしく。
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閉店セールのビレヴァンでめくった本に、
ダイアナ妃が亡くなったとき手向けられた花にはみんな詩が添えられていて、この国では自分の想いを詩に紡ぐことはとても自然なことなんだと書かれていた。
いいなあ。自分の想いを言葉にしてそっと置く、という行為にしびれる。おやすみなさい。
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