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感情と向き合うってどういうこと?

感情と向き合うってよく聞きますが、実際にはどうしたら良いのでしょうか。
ただその感情を感じているだけでは、浸る事になってしまいます。
怒りや悲しみなど、マイナスの感情を感じた時、ただ気持ちを切り替えるだけで良いのでしょうか。
 
 
《あかね雲 心の闇を作らない より》
 
 
怒られて腹が立つことってあるでしょう?
 
『あるある!
 腹が立つことも怒りだよな。』
 
そんな時って、どうするの?
 
『腹が立っている相手にそのまま怒りをぶつけると、すっごい喧嘩になるよ。
 喧嘩をしてもいい相手なら、喧嘩をする。
 でも、喧嘩になると不味い相手だったり、喧嘩ができない場合は、自分が相手に
 対して怒っていることを自覚するんだ。自分の中の怒りの感情を知るんだよ。
 そうすると自分が何に対して怒りを持つのかが分かってくる。』
 
いわゆる「怒りの感情と向き合う」と言うことね。
 
『そういうことになるな。
 自分が悪かったと気付いて反省をすれば、怒りは当然のこと治まるよ。
 そうすれば、なるべく早くに謝るようにする。謝れば受け入れてくれることが多いよ。』
 
うんうん、怒りと謝罪は裏表のようなこともあるからね。
他には?
 
『自分の言いたいことや思いを分かってもらえずに、悲しかったり寂しかったりしたことが、
 怒りに変換したことを知ることもあるよ。
 怒りだと思っていても、中身や原因は怒りとは違うことがある。』
 
怒りの感情について考えたから分かったことよね。
原因を知ることって、やはり大切だと思う。
原因が分かったことで怒りのエネルギーは消えるから、何も残さなくてもいいでしょう。
 
『たまに、理不尽な怒りだと思うときもあるよ。
 その時には抗議するのが一番よいけれど、相手が認めなかったり、誤解していたり、
 頑固に思い込んで聞いてくれないこともある。
 そんな時には、理解したり分かってくれる家族や友人と話して、自分の正当性を認め
 ることで気が済んだりするよ。
 理不尽な怒りだと感じたら、自分の正当性をしっかり認めることも必要だな。』
 
それも自分の中に、怒りの感情やエネルギーを残さずに済むね。
 
『相手の虫の居所が悪くて八つ当たりで怒られた時もある。
 そんな時は、怒りの原因は自分じゃないから、ハァ~?ってな感じだ。』
 
その時はどうしたの?
 
『相手にしてもしようがないから、サッサとその場から逃げたよ。
 これこそ逃げるが勝ちだと思った。』

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