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雑記:現代の人物をコンテンツ化する時に気をつけたい事

色々ある、のでその辺の線引が良くわからない時は完全に架空のキャラクターを立てた方が良いな。

よう、兄弟。俺だ。今日も良く来てくれたな。
今回はリアルの人物をフィクションに登場させる時に考えるべき事を想定してみよう。

1:現在存命中の人物であれば、自ずと大事にされるべきイメージがある

まず、これだ。周囲の人が対象の人物に対して持つイメージというのは究極的にはその人の人生に多くの影響を与える。いわゆる、イメージ戦略というヤツだ。

もちろん、リアルとフィクションは別の存在なのでイメージも切り分けて考えておく必要があるのだが、不特定多数の層へ作品を提供する場合は必ずしも受け手側でそう取り扱ってもらえるとは限らない。

その為、モチーフにする人物の社会的名誉を棄損する様な扱いは基本的には避けた方が良いだろう。風刺というジャンルもあるが、ここでは題材とする相手は比較的身近な人物の場合に限っての話とさせていただきたい。

この辺の慮る必要のある事情を煩わしいと感じるのであれば、リアルの人物をフィクションのネタにしてしまうのは控えた方が良いだろう。

2:二次、三次利用と拡散するにつれてどんな扱いをされるかわからない

これについては織田信長公とかがわかりやすいのではないだろうか。
公は人気のコンテンツと化してしまっているのでフィクションでの扱いもしっちゃかめっちゃかである。下記に例を記載する。

・性別が女性なのは日常茶飯事
・ちょっと売り言葉に買い言葉で魔王って書いたらホントに魔王だったことにされる
・ネコにもされた
・ニンジャだったという事にされた上にアケチと悪魔合体されて四本腕のアケチ・ニンジャが爆誕

ぱっと思い出せるだけでもこんな感じだし、コンテンツ化してしまった場合男女問わずエロい目に遭わされるのは規定路線だ。なんだかんだ皆スケベは好きだからな、しょうがない。

とはいえ、現在存命中の人物であっても、まかり間違って超人気が出てしまうと(アイドルとか芸人、最近は声優などがわかりやすい例だ)やっぱり同様の扱いは受ける。彼らは自分をコンテンツ化して商売として活動しているので必然的ではあるのだが、だからと言ってどんな扱いを受けてもいいという訳ではない。

3:実在の人物をコンテンツ化すると1と2の間でジレンマが生じる

ここが非常に悩ましいポイントで、今まさに生活している人をモチーフにキャラクターを立ててめちゃくちゃ人気出てしまった場合、市場でどの様な扱いを受けるかはもはや作者にも制御不能になっていく。

事前にガイドラインを割り振っておくという手もあるが、ついうっかりガイドライン確認せずに衝動のままに書き上げてしまううっかりさんは人気が高まるにつれてほぼ出てくるし、場合によっては意図的に無視する輩もいるだろう。

解決策としては、ちゃんと題材にしたい方に上記の話を伝えた上で了承を取り付ける事だろう。この辺は個々人によってフィクションとリアルの切り分け方が異なる所も確認が必要な所だ。

戦場へ

例えフィクションであっても、実在の人物を物語に出すとその人のイメージに影響を与えますよ、という話だ。やるならその事を踏まえた上でやりたいな。

ちなみに、上記の話を踏まえた上でなお自分をフリー素材題材として提供しても大丈夫ですよ、という方はお声がけいただけると『パルプスリンガーズに出しても良いリスト』に載せさせていただこうと考えている。

上記のリストは二次創作以降もガイドラインに沿ってもらえれば登場させて問題ないという扱いにしたいので、ご興味のおありの方はどうぞお気軽にご相談ください。

今回はここまでだ。またな。

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