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マガジン:パルプスリンガーズまとめ

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超巨大自由売買商業施設”Note”を舞台に描くクリエイター達のとんちきうろんトラブル日常!
運営しているクリエイター

2020年4月の記事一覧

魂の灯 -55- #ppslgr

屈辱と言って良かった。この状況そのモノが。 多数の生贄を抱え込み、己の養分と化して強大な…

魂の灯 -54- #ppslgr

(こいつの能力は一体何だ……⁉) 刻一刻と近づいてくる寿命の如く、あらゆる攻撃をはねのけて…

辛い麺メント IN TOKYO⑧ #ppslgr

『やっと出てきたかA・K。次はどうする?あの女魔法使いでも呼び出してみるか?』 「いや。レ…

akuzume
4年前
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魂の灯 -53- #ppslgr

調整槽をくまなく覆う、暗肉が蠢動したかと思えば一斉に鋭い槍衾と化して絨毯爆撃!たった一人…

魂の灯 -52- #ppslgr

グロテスクな、生体的暗黒造形物と化した調整槽の奥へと進む。 皮膜が薄い捕縛者の様子を確認…

ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-10 #ppslgr

◆前回までのあらすじ スーパーロボット、ソウルアバター(略称:SA)乗りロックミュージシャ…

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魂の灯 -51- #ppslgr

薄く、迅く、振るわれる光の刃。まるで桂剥きの様だが、包丁と違う点は光熱が行き交う程に黒壁の暗色肉が灰となって舞い落ちる事だ。光刃がそのサイズを増すと、一度に削られる量も増えて見る見る黒壁が目減りしていく! 「ア”ア”ア”ア”ッー!?」 まさかの脳筋極まりない攻略に、そして高速でえぐられる苦痛によってか怒りの声を上げる黒壁!新たなアギトをせり出し喰らいつかんと大アゴを広げるが、その先から矢継ぎ早に輪切りにされ燃え尽きていく! 通路入口までせり出していた黒壁は今や、通路半ば

魂の灯 -50- #ppslgr

自分の血霧を受け、前面を溶解させながら黒壁はずるりとせり出し通路内を押し寄せ圧迫!さらな…

辛い麺メントIN TOKYO⑦ #ppslgr

「フプッ、あ、ありがとうございます……」  ミルクを飲んでだいぶ咳が治まった名札に店長と…

akuzume
4年前
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魂の灯 -49- #ppslgr

烈光が行き過ぎた後には、人体華の異様は灰燼となって暗い閉鎖空間へと舞い散った。それがふわ…

魂の灯 -48- #ppslgr

向日葵のそれによく似た構造の、人体作りの大華は腕手の葉を広げ、頭頂の無数の舌で覆われた蕾…

魂の灯 -47- #ppslgr

紫煙が浮かび、そして散った。タバコの赤い瞬きは火と言うにはあまりにか細い。合わせて、イシ…

ウルフズ・ワンナイト・スタンド ep-9 #ppslgr

◆前回までのあらすじ スーパーロボット、ソウルアバター(略称:SA)乗りロックミュージシャ…

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魂の灯 -46- #ppslgr

どこまでも続く、黒い帳が地底の奥底へと垂れ下がっていた。 『旧・首都圏外郭放水路』。その広大な地下空間は、かつては地下神殿などという異名でも衆俗に知れ渡っていた。そして、その役目を終えた今となってはある意味邪神を奉る魔の巣窟になっているかもしれない。そんな事も考えすらした。 閉鎖空間の闇の中に溶け落ちそうな黒尽くめに、地下神殿への封印された鉄扉を開けた管理者が身震いと共に確認する。 「本当に、一人で入られるんですか?」 「ああ、もしかしたら非常に危険な状態になっているかも