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何事も気づいた時には手遅れなのだ。
気づいた時にはもう手遅れだ。
恋に落ちる時も、
人生が壊れた時も。
最近よく考える、前はもう少しまともだったのに。
生活も、考え方も。
まだもう少し健常でいられていたはずなのに気づいたら何もかもがだめになっていた。
結婚するんだろうなと思っていた相手と6年付き合った末、別れた。理由ははっきりと言われなかったが振られた。
私はきっと誰かの負担になる人間で、
相手にすがって生きてしまうから
特定の相手に求めるのはやめようと思った。
好きで好きで仕方なかったけど私がまともではなかったから壊してしまった。
それならもう特定の相手なんていらないと思った。
1、2年前から躁鬱の症状が悪化した、気がする。私の一番の安定剤は元恋人だったのだ。
それでも別れて1年は何故か前向きに生きられた。ダイエットをしてお金の管理や生活リズムを整えたりした。
でもここ、1.2年はもうだめですね。
気づいた時には生活は壊れていて
嫌なことがある度にアルコールで流し込み
眠剤を飲んで深夜から朝にかけて眠りにつく。
週末はインスタントの幸せにかじりついて
月曜日に現実に戻り死にたくなる。
部屋は掃除する気にも慣れず汚れていき
お酒の空き缶や瓶、炭酸水が転がっている。
仕事がない日は汚い部屋で布団と一体化している。
なぜ生きているのだろうかと考える。
辛い、辞めたい、死にたい、
躁と鬱がやってきてはリズムを壊して
活動的になれば仕事をこなし始め
鬱になれば布団に沈む。
ふと、気づく。
誰が壊したのかと。
幸せだった日々、わりと安定してた精神、
今の生活、乱れた部屋と情緒。
紛れもなく自分が終わらせたのだな、と。
気づいた時には何もかも手遅れだった、
よくあるセリフだなぁとまた死にたさに溺れながら布団に沈むのだ。
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