Weekly R-style Magazine 「読む・書く・考えるの探求」 2018/02/05 第382号
はじめに
はじめましての方、はじめまして。毎度おなじみの方、ありがとうございます。
ここ最近、寒さが和らいできた感覚がありましたが、また強い寒波がやってきえているようです。
◇立春寒波襲来へ。九州など西日本を中心に大雪や厳寒に警戒を。(杉江勇次) - 個人 - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/byline/sugieyuji/20180203-00081206/
自然のことわりなので仕方がないとはわかっていても、「春はまだか……」感は拭いきれません。
皆様も寒さにはくれぐれもご注意ください。
〜〜〜カバン変更〜〜〜
普段のカバンは、「ひらくPCバッグ」を使っています。使いはじめてからもう数年経ちますが、これまでカバンを替えたいと思ったことは一度もありません。それくらい便利で、私の生活スタイルにフィットしているカバンです。
しかし、私はこのカバンにあらんかぎりの荷物を詰め込んでしまっているので、非常に重く、片方の肩にすごく大きな負担が掛かっています。
でもって、現状自律神経系が弱っているので、肩や背中のコリの原因になるものは極力回避したいところです。そうなると片方の肩に強い力がかかるこのカバンはあまりよい選択とはいえないかもしれません。
というわけで、新しいカバンを買いました。リュックサック(バックパック)です。特に何のひねりもなくユニクロのお手軽価格なものを購入しました。
◇ユニクロ|バックパック||公式オンラインストア(通販サイト)
https://www.uniqlo.com/jp/store/goods/191260
リュックは、はるか昔よく使っていました。オタクな人って、リュックを持ち歩くイメージがありますが、まさにその通りな感じです。しかし、コンビニで働き始め、店長の職務をまっとうするようになると日常的にパソコンを持ち歩くようになったので、そのあたりからいわゆるビジネスバッグを使うようになりました。その流れで「ひらくPCバッグ」へと辿り着いたわけです。
そんなこんなで、リュックとは久々の再会だったわけですが、改めてリュックサックを使ってみると、たいへん使い勝手が良いものだと認識を改めました。特に、移動中にその効果を感じます。
背中に近い部分にパソコンをまっすぐ入れてリュックを背負うと、自然に背筋がピンと伸びます。猫背になりがちな私にとってはほどよい矯正器具です、また両手が自由になるので、ジャンパーのポケットに両手を突っ込むという、寒い季節ならではのメリットもあります。今の私は、手が(というか指先が)恐ろしく冷えやすいので、これは小さいながらもありがたい効果です。
とりあえず、現状は「ひらくPCバッグ」のように荷物を詰めたりせず、MacBook Airとアナログノート、それにWi-Fiのモバイル端末だけを入れて移動しています。
普段はたくさんのカラーペンや、情報カード、様々なケーブルなどを持ち歩いているのですが、今のところ作業できる時間はあまり多くないので、ものを持ち歩かなくてもたいして困ることはありません。これはこれで、なかなか身軽なものです。
とはいえ、席に座って荷物を取り出す瞬間などは、「ひらくPCバッグ」の便利さ・ありがたさを改めて感じることになります。パッとおいて、さっと取り出せる。素晴らしいコンセプトのカバンです。
たぶん、ある程度体調が復活したら、再び元のカバンに戻ることになるのでしょう。
〜〜〜お題頂戴〜〜〜
普段、このメルマガに書いているショートショートは、パッと場面が思い浮かんで、それについてサラサラ書いていけば完成という、非常にお手軽な工程を辿っているのですが、体調不良のせいなのか何なのか、ある週まったく何一つ思い浮かばないことがありました。
そういうときは、人の手を借りましょう。
Twitterで、「【ゆる募】ショートショートのお題」とつぶやいたところ、多くの人からリアクションを頂けました。たとえば、以下のようなものです。
「鉛筆やシャーペンの芯の硬さ、濃さ」
「アニマル機械学習」
「表層ディープラーニング」
「無口なスマートスピーカー」
「何故お客は電子マネーでの支払いを是とするようになったのか」
「情報カード」
「星新一」
「ショートケーキ」
「進化形コンビニ」
「お寿司」
先週号に掲載した「ショートケーキ」という作品は、まさにこの頂戴したお題から書き上げたものです。で、このまま一つひとつ消化していこうと思っていたのですが、ふと「別に一作一お題でなくてもいいんじゃね」と閃きました。
というわけで、今週のショートショートは複数のお題を使って書きました。いわゆる三題噺、というやつです。
私はいつも、あらかじめ構成を立てないで書くというインプロビゼーション・ライティング(今適当に作った言葉です)を行っているので、こういう三題噺は結構得意です。書いていて楽しくすらあります。
というわけで、また不定期にお題募集するかもしれません。そのときはよろしくお願いいたします。
〜〜〜ウェブ〜〜〜
普段は、ほとんど問題なくインターネットライフを送っているのですが、ここ最近健康系の情報を検索するようになり、巷で噂のネット汚染現象を痛感するようになりました。
いくつか有用な情報も見つかるのですが、明らかにそういうページからのコピペで作りましたよ、と言わんばかりの記事。マニュアルに沿って書きましたということが透けてみえる記事。アフィリエイトで物売りたいだけの、それでいて効果について過剰な書き方をしている記事。
検索結果の1ページ目がほぼノイズ、ということも珍しくありません。情報の系統が系統だけに、これは深刻な状況です。
プログラミング系の情報などでも、必要な情報がうまく見つけられないということはありますが、むしろ健康系に関しては情報が「見つかりすぎてしまう」という問題があり、しかもプログラミングと違って効果のほどはまったくわかりません。少なくとも、短期で判別するのは不可能でしょう。
もともと医療情報というのはそういうあやふやさを含んでいるものだとは思いますが、だからこそそこには不道徳なものがつけ込んでくる隙があるとも言えます。
でもって、これは自戒でもあるのですが、普段そこそこ健康に生活している人には、こういう情報汚染の危険性ってあまり実感されないのかもしれません。それはそれでまた別種の問題ではありますね。
〜〜〜Q〜〜〜
さて、今週のQ(キュー)です。正解のない単なる問いかけなので、頭のストレッチ代わりにでも考えてみてください。
Q.インターネットで頻繁に検索している情報の系列はどんなものですか?
では、メルマガ本編をスタートしましょう。
今週も「考える」コンテンツをお楽しみくださいませ。
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2018/02/05 第382号の目次
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○BizArts 3rd 「高裁量のタスク管理」
タスク管理を掘り下げていく企画。連載のまとめに入っています。
○SS 「コンビニ会議」
読み切りのショートショートです。
○エッセイ 「ゲームと自由の度合い」
週替わり連載。今回は普通のエッセイです。
○Rashitaの本棚 『人を伸ばす力』(エドワード・L・デシ リチャード・フラスト)
Rashitaの本棚から一冊紹介するコーナー。新刊あり古本あり。
○物書きエッセイ 「休みながら考えたこと」
物を書くことや考えることについてのエッセイです。
※質問、ツッコミ、要望、etc.お待ちしております。
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