突然の「コラボしようぜ」というツイートから、いきなり始まってしまった本の企画を連載していくマガジンです。
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#鷹野のターン
第二十四回:在庫リスクがなく無限の棚に並べられるから突然売れても機会損失しない
前回の倉下さんは、私のストレートな振りに対し、わりと素直に答えていただきました。天邪鬼はどこへ行った? という疑問はさておき、私も別のグラフを公開してみましょう。これは、私が2012年5月にセルパブした本の、月別の販売部数推移です。2012年5月ですから、Kindleストアが日本に来る半年くらい前の話です。
当時、商業出版で類書は3点くらいありましたが、あまり売れなかったとみえて、改訂版も出ない
第二十二回:最初は無料、あとから有料、そして値上げという価格戦略
連載の間隔が少し空いてしまいました。ここしばらく、ちょっと予定を詰め込みすぎて、あっぷあっぷになっていました。溺死するかと思ったほどです。続きをお待ちいただいていた方々、申し訳ありません。
とはいえ、もしこの連載が、誰かから原稿料をいただける形であれば、あるいは、ちょっと美味しいもの食べられるくらいの投げ銭が毎回いただけるような状態であれば、優先順位を跳ね上げ多少無理をしてでも原稿を仕上げていた
第十二回:広く伝播するとお金以外のものも稼げる
大きなイベントの準備と後遺症で、またお待たせしてしまいました。もっとテンポ良く打ち返していかなきゃ、ですね。
さて倉下さんから前回、インターネット上で展開しやすい「広告収入型」モデルの問題点について指摘がありました。まず、プラットフォームに生殺与奪の権利を握られてしまう点。たとえば YouTube がチャンネル登録者数の少ない YouTuber への収益還元をやめた、というものがあります。これ、