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自己肯定感の階層仮説 〜マズローの欲求階層説に倣って〜

「ゆめぱ」の西野先生のお話を伺って、「大丈夫」を集めることの大切さを実感し、いろいろと頭の整理。
『マズローの欲求階層説』は有名ですが、「自己肯定感」も、階層になっているんだろうなと思っています。
自己肯定感の根っこは、『基本的信頼』=「お母さんが、赤ちゃんの欲求を満たしてあげること」から、「自分は守られている」=「自分は大丈夫」という『自尊感情』が育っていき、「自分を大切に」思えるからこそ、「周りの人も大切な存在」と思える『他者信頼感』が育まれていく。

が、どこかで転んでしまって、『自己否定感』に包まれると、「自分はダメ」「自分はいないほうがいい」となってしまう。

その回復には、絶対的に、「『大丈夫』を集めること」が必要になる。

周りの方から、「いいじゃん」「お、いいね!」「あなたってこういういいところがあるよね」と言われたり、その前提として、「あなたはあなたでいいんだよ」という存在に対する承認があるからこそ、「自分は自分であって大丈夫」と思える『自己肯定感の根っこ』=『自尊感情』が育まれていく。

安心した子どもは、安心して旅に出ることができる。

「自分は自分であって大丈夫」
「自分は生きていていい」
「自分には居場所がある」
「自分にもいいところがある」
「自分のいいところを認めてくれる人がいる」
「自分は信頼されている」
「自分には、信頼できる人がいる」

そう思えるようになっていくと、「あれがやりたい」「これ、やってみたいかも」という心の声、心の渇きがうずき出す。

「やりたい」に気づけたら、あとはやってみるだけ。

失敗を許容しながら、「どうしたらできるかな?」「どうしたらよりよくなるかな?」と工夫して、没頭して、夢中になって、次の手を考えていく。

夢中になる力、『没頭力』こそ、子どもに育みたい力。

「集中力」は心の力の土台。

没頭することで、「集中力」が育まれていくからこそ、「やり抜く力」=「忍耐力」や「思いやりの心」=「共感力」、「工夫・改善して何かを生み出す力」=「創造力」も育まれていく。

「大丈夫」という「安心」が何より大事。

家庭に、学校に、地域に、あるいは職場に、安心できる場をつくること。

これから、日本がより豊かな社会になっていくために、本当に大切なこと。

より豊かな社会を、未来の子どもたちに残せるように。

まずは、自分の心を、育んでいきましょう!

今日も無事に生きられたことに心より感謝して。

ありがとうございます!

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