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切り干し大根は煮物だけではない

暑い。

暑いといえば夏。

夏といえばビール。

ビールといえばツマミが欠かせない。

なので、2ヶ月ぶりくらいで料理記事でも書いてみようと思う。
たまに書きたくなるのだ。

(…多分これは料理記事だと思う。)

そうは言っても簡単なものなので、普段料理をする習慣のない方もチャレンジしつつ、酒のアテにして頂きたい。
包丁もコンロも電子レンジも不要。

これさえあれば、一晩で缶ビールが250本くらいは余裕で消えてしまうだろう。
どうかそれが原因で破産、一家離散などとならないように気を付けて欲しい。


切り干し大根は煮物に使いがちだが、実はサラダやツマミにも最適。
乾物なので年間通して安定的に手に入り、価格の乱高下もほとんど無い優秀な食材。
切り干し大根は栄養価も高く、優れた健康食品という側面もある。
当記事では、これを使った辛いツマミを紹介したい。


さて、材料。

厳格に守る必要などない。
多少分量が違っても平気。

【材料】
切り干し大根…50g(乾燥重量)
さきいか…100円分
乾燥小エビ…お好きなくらい

【調味料類】
コチュジャン…大さじ1
一味唐辛子…大さじ1
 (結構辛いので1/2くらいから様子を見てもいい)
オイスターソース…小さじ1
蜂蜜もしくは液糖…大さじ2
みりん…大さじ2
白ごま…適当
ごま油…小さじ1


1.切り干し大根をキッチンばさみで適当にカット

ザ・乾物の様相

2.洗う

洗ったら絞る
洗った時の水分のみで戻す。

3.さきいか・小エビ登場

100円くらいで買える量で良い
量に決まりは無い。
裂かれたイカを
さらに細かく裂く。
地味に時間のかかる作業なので、
YouTubeで空気階段のコントでも
視聴しながらやるといい。
小エビ(乾燥)も入れる。
これが決め手だと思っている。
小エビ達の大量の視線が苦手なので、
極力目が合わないように。

4.調味料投入

材料表の調味料類全部を入れる

5.混ぜる

両手で混ぜつつ揉み込み、
全体を馴染ませる。
手に傷などがあるとヤバい事になる。
僕は手袋付けて作業している。

手袋がちょっと小さかったことは
どうか気にしないで欲しい。
美味そう。

6.完成・盛り付け

美味しそうでしょ?
和柄と思いきやミッキー柄の皿。
結構気に入っている。
これさえあればビールが
300本くらい飲める。
残りはタッパーウェアに入れて
冷蔵庫で保管。
夜な夜なつまみながら
ビールを喰らう生活。


以上。

基本的な材料は乾物のみなので、材料さえストックしておけばすぐに作れる。
完成後、出来れば一晩ほど寝かせた方が味が馴染むが、待ちきれない方はすぐに食べてもOK。
冷蔵庫で保管すれば3~4日は大丈夫(だと思う。責任は取らん)。

辛いのが苦手な方は一味唐辛子、コチュジャン少な目から調整し、徐々に増やしてもいい。
ご飯に乗せても美味しい。


冒頭、「切り干し大根は栄養価も高く、優れた健康食品の側面もある。」
などと書いたが、別に切り干し大根で健康を維持ししようなどとは考えていないし、本当に健康を維持したければ、こんな赤々とした辛いものなど食べず、ビールの代わりに麦茶でも飲んでさっさと寝ることを推奨する。
不健康そうなものほど美味いのは、世の常だ。
テンションが上がってビールが進むなら、それが仮に体にとって悪かろうと、正義かつ健康的だと思っている。


たまにレシピサイトにアホみたいな個性的なコメントを寄せている人を見かけるので、先に僕なりの回答をしておく。
某通販サイトのレビューに「まだ届いてませんが期待を込めて星5です」「寸法は書いてありましたが思ったより大きかったです」などと書き込んでいるのと同レベルで役立たずなコメントなので、念のため。

【よくある質問】

Q.辛いお料理とのことですが、子どもが食べても大丈夫でしょうか?
A.お宅のお子さんの年齢も味覚の発達具合も知りませんので、答えようがありません。「何歳になっても親にとって子どもは子どもなのよ」という見方もありますし、お宅が言う「子ども」が50を過ぎたオッサンの可能性も捨てきれませんので一概には言えませんが、余程の辛いもの好きでない限り自分で責任を取れる大人になってから食べてください。裏を返せば、責任が取れないのであれば大人とも言い切れないので与えない方が無難です。

Q.子どもが食べてしまうのが心配です。
A.お宅の言うところの「子ども」が上述には当てはまらない狭義の「子ども」と仮定した場合、それも僕の知ったことではありません。こちらで責任は取れませんので心配なら金庫にでも入れて天井裏あたりに隠しておいてください。天井裏の室温が高いという理由で傷んでも知りません。フリマアプリなどで「子どもが勝手に購入ボタンを押してしまった為キャンセルをお願いします」などと平気で言ってくる人がいますが、「それも含めてお前の責任だ」と言い添えておきます。

Q.「乾燥小エビ」が材料に入っていますが、私は甲殻類を食べると体がかゆくなります。それでも入れた方が良いでしょうか。
A.入れないでください。貴方は「玉ねぎを刻み終わったらナイアガラの滝に飛び込め」とレシピに書かれていたら飛び込むのですか?レシピは絶対ではありません。ご自身の都合と健康を第一に考えてください。

Q.火は使わない、レンジも使わないとのことですが、加熱しなくて大丈夫でしょうか?
A.貴方は普段、刺身やアイスクリームやプリンも加熱してから食べるのですか?心配なら勝手に煮るなり炒めるなり炙るなり、好きにしてください。味がどう変わるかは知ったことではありません。「茹でたら辛くなくなった」というクレームはこちらに書き込まないでください。

Q.キッチンばさみで手を切らないか不安です。
A.修行が足りません。もし切ったらマキロンかけるなり病院に行くなりしてください。キッチンばさみが怖いのであれば歯で噛みちぎってください。当サイトに言われても知りません。

Q.100均で買った3本セットの計量スプーンの一番小さいのが小さじですか?
A.多分真ん中の5ccのやつが小さじです。たまにそれを「中さじ」だと思っている人がいますが、そいつこそが小さじです。基本的に「中さじ」などという表現はレシピサイトでは使いません。「大・中・小だから…、一番小さいやつが小さじ!」と盲目的に思っていると痛い目に遭います。それは恐らく2.5ccの「小さじ1/2スプーン」です。仮に「中さじ」があるとすれば「10cc」です。数字をよく見てください。レシピサイト通りに作っても「なんか味薄い気がする」と思うことが頻繁にあるならば、勘違いしている可能性があります。今すぐ考えを改めてください。ついでに、身の回りの「当たり前だと思っていたこと」も再度見直してみてください。新しい発見があるかもしれません。

パッと思いつく質問は並べてみたが、もしも“個性的な質問”をコメント欄に書き込んで頂いた場合、今回のレシピ以上に辛口な返信をするので、「我こそは」という方はどうぞ。 (その場合コメントのどこかに“(ネタ)”と書いてください。本気で書かれた個性的なコメントに間違って酷い返信をしてしまうとマズいので、“(ネタ)”の表記が無い場合は、どんなに個性的な内容でも優しいフリをして返信します。)


日々の生活に刺激が足りない方は是非お試しを。

…なんの記事だっけ。

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