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noteのテーマ決め戦略:一貫性と多様性を兼ね備えた記事作成方法【note初心者】



はじめに

いろいろなことに興味があるけど、それをどうやってnoteに書けばいいのか悩んでいませんか?今回は、noteに一貫性を持たせつつ、色々なテーマを上手に書くコツをお話しします。

一貫性の大切さ

多くのテーマに手を出すと、noteが散らかってしまいがちです。でも大丈夫です。
ポイントは、テーマに一貫性を持たせること。これにより、読者はnoteの主旨を理解しやすくなります。

あなたが書くことの重要性:ハロー効果を活用する

noteを書く際、
何を書くか」はもちろん重要ですが、それと同じくらい、
誰が書いているのか」も大切です。

noteの内容だけでなく、その背後にあるあなた自身の経験、専門知識、視点が、読者にとっての価値を大きく左右します。

経験と専門知識の重要性

あなたの個人的な経験や専門知識は、noteに独自性信頼性をもたらします。例えば、料理について書く際、プロのシェフであればその専門的な見解が、趣味の料理家であれば身近なコツや工夫が読者にとって価値ある情報となります。このように、あなた自身のバックグラウンドが、noteの内容をより魅力的にします。

ハロー効果とは

「ハロー効果」とは、ある特徴(例えば、あなたの職業や成果)が、人々のあなた全体に対する印象を形成する心理学の現象です。
例えば、私は心理師なので、心理学に関する記事はより説得力を持ちます。この効果を理解し、自分の強みを活かして記事を書くことで、読者の関心と信頼を引きつけることができます。

個人の視点を生かす

あなた自身の視点や解釈を文章に取り入れることで、noteに深みを与えることができます。たとえよく知られたトピックであっても、あなたならではの考えや感じ方を共有することで、読者に新しい視点を提供することが可能です。

「何を書くか」は重要ですが、「誰が書くか」も同じくらい重要です。あなたの経験、専門知識、個人的な視点を活かし、ハロー効果を利用することで、noteに信頼性と個性をもたらし、読者とのつながりを深めることができます。

抽象度の理解:noteテーマの広がりを探る

noteを書く際には、抽象度の概念を理解し活用することが重要です。抽象度とは、話題やコンセプトがどの程度具体的か、または一般的かを示す尺度です。この抽象度を調整することで、あなたのブログがカバーできるテーマの範囲を拡大または限定できます。

抽象度の例:チワワ、犬、動物

抽象度の例を挙げてみます。

柴犬、ゴールデンレトリバー、チワワ
これは犬種ですね。
まとめて「犬」と言います。

犬、猫、ライオン
これは動物名ですね。
まとめて「動物」と言います。

例えばチワワについての記事を書くとします。
「チワワ」は非常に具体的なテーマです。
これに対し、「犬」は少し抽象度が高く、さらに広い範囲の情報を含むことができます。
最も抽象度が高い「動物」というカテゴリーでは、非常に幅広いトピックを取り扱うことが可能です。

抽象度を高くすると

抽象度を高くすると、より多くのテーマに触れることができ、多様な読者にアピールする機会が増えます。しかし、情報が一般的になり、特定の詳細や専門性を失う可能性があります。たとえば、「動物」について書く場合、特定の種類や特性に関する深い記事を提供するのは難しくなります。

抽象度を低くすると

逆に、抽象度を低くすると、より専門的で詳細な情報を提供できますが、興味を持つ読者の範囲が狭まる可能性があります。例えば、「チワワ」についてのみ書くと、チワワ愛好家には魅力的ですが、他の犬種や動物全般に興味のある読者にはあまり訴えかけないかもしれません。

バランスが鍵

このように、noteの抽象度をどのように設定するかは、あなたが伝えたいメッセージやターゲットとする読者層によって異なります。一般的な情報と専門的な情報のバランスを取りながら、自分のnoteに最適な抽象度を見つけることが大切です。

自分のテーマを見つける:「柱」を設定する

noteを書く上で、自分だけのユニークな「柱」を持つことが重要です。これは、あなたのnoteが持つ一貫性と方向性を示すもので、読者があなたのnoteに引き寄せられる理由となります。では、どのようにして自分だけのテーマを見つけるのでしょうか?

テーマのリストアップ

まず始めに、書きたいと思っているテーマを全てリストアップしてみましょう。これにはあなたの趣味、関心事、専門知識、経験などが含まれます。例えば、料理、旅行、映画、科学、歴史、などあなたが語ることができるすべてのトピックを考えてみてください。

共通要素の発見

次に、これらのテーマ間で共通する要素を見つけます。例えば、あなたが科学と歴史に興味があるなら、その交点として「科学技術の歴史」があなたのnoteの柱になり得ます。また、料理と旅行が好きなら、「世界各地の伝統料理」が一つのテーマになるかもしれません。

「柱」の確立

この共通要素が、あなたのnoteの「柱」となります。この「柱」は、あなたのnoteを他の多くのブログと区別し、特定の読者層にアピールするための基盤となります。また、将来的にnoteの方向性を拡大または調整する際のガイドラインとしても機能します。

心理学と料理の例

私は心理学、習慣、行動変容、自己分析といった柱を持っています。
しかし、料理、家電、読書、映画、育児、プログラミングなどにも興味があります。
この場合、それぞれの書きたい要素に自分の柱を加えています。

料理+時間管理の習慣+家電=ホットクックで時短料理

読書+心理学+行動変容=行動変容につながる読書リスト

映画+心理学=映画を心理学で考えてみた

などなどです。
このように抽象度を変化させ、合わせるとぼんやり見えてくるものがあると思います。
それが自分の柱であり、無理なく発信できる、分野だと思います。

まとめ:一貫性と多様性のバランス

noteを書く際、一貫性を保ちながら多様な興味や知識を取り入れることは十分可能です。ここで重要なのは、自分自身の「柱」を見つけ、それを軸にnoteの内容を組み立てることです。これにより、noteは独自性と魅力を持ち、読者にとって価値あるものとなります。

自分の「柱」を見つける

自分の「柱」とは、あなたのnoteが立ち戻る基本的なテーマやコンセプトです。これは、あなたの興味、知識、経験から派生するもので、noteの一貫性を保つ上で重要な役割を果たします。この「柱」を明確にすることで、noteの方向性が定まり、読者に対して一貫したメッセージを発信することができます。

一貫性と多様性のバランス

一貫性は読者があなたのnoteを信頼する基礎となります。その上で多様なトピックを取り入れることで、noteを新鮮で魅力的に保つことができます。例えば、主に旅行に関するnoteを書いている場合でも、旅行中の食体験や文化的な発見など、関連する多様な話題を取り入れることができます。

独自の視点を持つ

あなた独自の視点や解釈をnoteに取り入れることで、読者に新しい価値を提供します。あなたの個性を反映した内容は、読者に深い印象を与え、他のnoteとの差別化を図ることができます。

最終的な目標

noteを書く最終的な目標は、一貫性を保ちつつも、多様な興味や知識を反映させることです。このバランスを達成することで、読者にとって価値ある、魅力的でユニークなnoteを作り上げることができると思います。

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