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企業が達成すべき5つの目標【マネジメント】

企業が達成すべきもの…というと
何が思い浮かぶでしょうか?

営利企業はお金を稼がないと
存続できませんから
まず「お金を稼ぐこと」が
思い浮かぶかもしれません。

では、その「お金を稼ぐこと」は
どうしたら達成できるのか?

「お金を稼ぐ」だけでいいのか?

色々と考えることが
出てきそうですが
ドラッカーは企業の達成すべき目標として
5つを掲げています。


具体的には以下の5つです。

今日はこの中から
マーケティングの話をしていきます。

ポイントは以下の2つです。

まず、マーケティングというと
「企業が売りたいものを売り込むこと」
だと思われがちですが
そうではなくて…

顧客が必要としているもの、顧客が求めているものは何なのか?──を第一に考えるということがマーケティングです。それさえきちんと理解して経営を続けていれば、販売活動などやらずともモノは自然に売れていくとさえ言えます。少なくともそれが理想です。もっと分かりやすく言うならば、企業側が「何を売りたいか」ではなく、顧客が「何を欲しているか」──それを考えるのがマーケティングです。

上田 惇生. NHK「100分de名著」ブックス ドラッカー マネジメント NHK「100分de名著」ブックス (p.45). NHK出版. Kindle 版.

顧客が必要としているもの
求めているものは何なのか? 
を考えるのがマーケティング
です。

まずはそれがしっかりしていることが
大切で、「どう売るか」というのは
二の次だということですね。

顧客が本当に必要なものなら
自然と売れていくものだ…と
いうことです。


マーケティングの目標となるのは、市場におけるシェアです。今ある市場において何パーセントのシェアを獲得するか、または、まだ生まれていない市場においてどれだけのシェアを目指すのか。マーケティングの結果というのはシェアに現われるわけですから、それを目標とするのです。

上田 惇生. NHK「100分de名著」ブックス ドラッカー マネジメント NHK「100分de名著」ブックス (p.45). NHK出版. Kindle 版.

そして、マーケティングの結果は
市場のシェアに現れて
きます。

だからこそ、シェアを目標に
掲げるべき…というわけです。


自分たちがもっているもの
作っているものを売る方法が
マーケティング…ではなくて

あくまでも「顧客視点」で
「欲しいもの」を考える

というのがマーケティングだ

というのは、私がもともと持っていた
イメージとは違っていて
中々衝撃的でした。

ですが、前回の記事でも話した通り

そもそも、会社が何のために
存在しているか…という点を考えてみれば

納得できる気がします。


何を顧客が求めているのか?

という問いは、常に持ち続けなければ
ならないのだと、改めて
思いなおしました。

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