『心』はどこにある？「脳」？それとも…

こんにちは、らるです。

突然ですが、質問です。

あなたの「心」はどこにありますか？

「自分の中にあるよね」
「心って、脳の働きじゃないの？」

…と思うでしょう。

私も漠然とそんなイメージを持っていました。

ですが、今はその「心は自分の脳にある」という
考え方は崩れてきているようなんです。

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では、心はどこにあるか？

「心はどこにあるか」と聞かれると、たいていの人は個人の脳のなかだと思うでしょう。ところが、実は心は脳・身体・環境の相互作用で形成されていく、というのが現時点では有力な考え方のようです。つまり、心とは個人的なものではなく、周囲の環境にまで拡張したもの。人間の内面は、他人や自分の周囲に配置されている人工物との関係性にダイレクトに影響を受けることで築かれていく、ということです。

中谷　巌.「AI資本主義」は人類を救えるか(p.143).NHK出版新書

心は脳・身体・環境の相互作用で形成される

これが今の考え方のようです。

実感として、「身体」が「心」に
ダイレクトに効いているな…というのは
ピンとくるところがありました。

背筋を伸ばしたり
口角を上げて笑顔を作るだけで
心が軽くなる、明るくなる…という経験を
したことがあったからです。

ですが、そこに加えて
「環境」…つまり
「他人」「周囲の物」との関係性にも
ダイレクトに繋がっている…というのは
今まであまり考えていませんでした。

でも、これも言われてみれば
分かるような気がします。

明るい表情をした人達の中に
入っていけば、自分も明るい気持ちになりますし

緑に囲まれていれば
心が落ち着きます。

こうして考えてみると
目に見えない「心」をどうにかするためには
目に見えるもの…身体・環境(他人・物）が
使えるんだ…ということがわかります。

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心を整えるために
最も手早くできるのは、きっと
今いる場所を整えること…
つまり、掃除、整理整頓でしょう
(私も早速、机のまわりを片づけました）

そして、身体の状態を
健全に保つことでしょう。
（よく寝る。よく運動する。バランスよく食べる。…）

いずれも基本的なことではありますが
「心にダイレクトに繋がる」と
言われると、その重要性が
より増したように感じられますね。