親友は「作る」のではなく「探す」もの ~『友情の7本柱』とは?~【ロビン・ダンバー『なぜ私たちは友だちをつくるのか』】
こんにちは、らるです。
これまで友だちに関しまして
友だちがいることが長生きの秘訣
とか
友だちを作るには~~をしたらいい
という話を紹介してきました。
今日は、どれだけ近しい友達になれるか
…というのは、実は「7つの条件」が
分かると自ずと明らかになる…
という話をしていきます。
友情の7本柱
実は、ある人がどんな人と
仲良くなりたいと感じるか
…というのは、この7つの条件を
どれだけ満たすかで分かる
というのが調査の結果見えてきたそうです。
これは、とても面白い話です。
・言語(または方言)が同じ
・同じ場所で育った
・同じ教育を受け、同じ経験をしている
・趣味や関心事が同じ
・世界観が同じ(道徳観、宗教観、政治観)
・ユーモアのセンスが同じ
・音楽の趣味が同じ
この7つのうち、共有している数が多いほど
人はその人に多くの時間を割きたい
と考えるようになるそうです。
そしてさらに、
これらの間に優劣が無い
というのも、面白い点だと思います。
「言語が同じ」「同じ場所で育った」
…といった条件は非常に重要度が
高そうに思えますが
「ユーモアのセンス」「音楽」と
重要度は同じだというんですね。
友だちは作るのではなく探すもの
7本の柱のうち、どれだけの数を
共有できるかがカギ…という話からすると
深い仲になれる友達…というのは
「作る」というより「探す」ものだ
ということがわかります。
沢山トライして、柱を共有できる人を見つける
これが親友を作る道だ
ということが、わかるわけです。
沢山トライして~…とは言いますが
今、一番時間を使っているコミュニティで
(多くの場合、学校か会社になると思います)
探すのが早そう…ということになると思います。
7本の柱のうち、ほぼ自動的に
・言語(または方言)が同じ
・同じ教育を受け、同じ経験をしている
この2つは満たせるので
残りの5つが合う相手を探す…
ということになるでしょう。
あるいは、趣味の場で探すのも
良さそうです。
笑いや、音楽に関する場だと
より共有できる柱の数が
増やせるでしょう。
まとめ
友人関係の深さは7本の柱のうち
どれだけ多くを共有できるかで決まる
・言語(または方言)が同じ
・同じ場所で育った
・同じ教育を受け、同じ経験をしている
・趣味や関心事が同じ
・世界観が同じ(道徳観、宗教観、政治観)
・ユーモアのセンスが同じ
・音楽の趣味が同じ
また、柱の間に優劣はない。
親友は作るものではなく
柱を共有できる相手を探す
…ということになる。
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