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タイ語検定を受けた話 with カフェ写真。タイ語とわたし-3

タイ語とわたしシリーズ タイ語検定の話を忘れないうちに。

◆今回の写真は思い出のカフェ。この騒動の中タイに引っ越したため、人に会えず、タイ語も伸びず、毎日面白いことないかなーと思い過ごしていた時に行った珈琲屋さん。通りかかったら閉まっていて切なくなった….

タイ語検定は趣味の極み、そして辛い道のり。

準2級を受けたわたし

個人的には、タイ語検定は趣味の極みだと思っている。なので試験内容について物申す気はなく、そんなもんだ、という気持ちで受験。(志が低いと言われそうw)

ただ、準2級を持っていれば「ある程度勉強してきたことの証明になるかな?」とも思っている。

実際、長文読解やリスニングに加え、
・中級レベルの単語を正しく書くスキル
・日本語↔タイ語の変換スキル
が求められる準2級に私のレベルはまだ届いておらず、改めて自分のレベルを知ることができた。

新たな単語との出会いの捉え方

日常会話で使うか使わないか、を基準にすると使わないかもしれない。そんな単語が検定試験には出てくる。
当たり前だが、級が上に上がれば上がるほど、ニュース・新聞・読みもの・少し踏み込んだ議論・スピーチなどのシーンで使われる単語や表現が増える。また、当たり前だがタイの文化への理解と知識があった方がいい。

試験対策中、「普段使わないから」とそれらの単語を切り捨ててしまうのはもったいない気がした。知っていて損はしない。そんな単語との出会いが多くあった有意義な勉強時間だったと思う。

逆に言えば、口語的な表現が必要なのであれば、準2級ではないと思う。
3~5級であれば口語的表現が多いため、そちらの勉強をお勧めしたい。

感想は、"散々" だった

準2級の試験に向けてどんな勉強をしたのかは、また後日まとめて記事にしようと思う。備忘録として受験の感想を一言でいうと「散々」だった。

試験前1か月の追い込みも空しく、知らない単語が次から次へと出てくる。その単語の波に乗ることができなかった。

ペルミスなく書けるか、意味を覚えているか、が求められる。

今回出た、証拠(หลักฐาน)、魚の骨(ก้าง)、数・量(จำนวน)、くじら(ปลาวาฬ )ソーシャルディスタンス(การเว้นระยะห่างทางสังคม)など、当たり前だが推測では書けないものばかりだった。(証拠だけは基礎の中心だが果たして単語を知らずに書けるか?という話)
いかに多くの単語に目を通し、覚えているかがポイントだと改めて感じた。
(となると、面白くはないが単語帳を何周かやる勉強法になりそう)

また、去年からリスニングの出題形式が変わったため、こちらも単語のスペルと意味の一致が求められるようになった。

何か言い訳をしたくない

若くないから、仕事があるから、時間がないから、、、、言い訳は無数に思いつく。でも、個人的には勉強ができなかった言い訳・単語を覚えられなかった言い訳を探さないようにしている。

覚えられなかった

それ以上でも以下でもない。

「タイにいるから」について

最後に、タイにいるからタイ語ができると言われることについて少し。

タイにいたら自然に単語を覚えるか?自然にスペルが完璧になるか?
私は凡人なので、そんなことはない。紙に何度も何度も単語を書き、スペルを覚えていく。面白くないテキストを1人で読み読解力を磨く。

今は留学生ではない。夫は日本人。つまり家の中は日本語だ。
タイ人の友人はいるが、毎日タイ人の友達と会うことができるのか?
買い物に行き、込み入った話をするか?せいぜい「この服のSサイズはありますか?」「いくらですか?」だ。

それでも、10年ぶりにタイ語に向き合い、10年前の自分を越えたくて机に向かう。

この理論が通用するのなら、タイに何年も住む外国人は全員タイ語スキルが高いことになるのでは?と心の中で思ってしまう。笑顔でそうですね、と流せる器を持つ余裕はまだないようで、自分の小ささを知る。。。

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