一杯のコーヒータイム #5

缶だ。

でも続けよう。

夜になると眠る前に何かしようとしてしまう。

仕事をしていたときは、布団に入ると『明日は何が起きるんだろう』と悪いことばかり考えてしまい、頭に取りこめるだけの"情報"を探していた。

仕事を貰う立場の会社は、とにかく資料がない。

"これから"だから当然だ。

我々コールセンターは何もないまま電話に出ることが当たり前だった。

たとえそれにより電話の向こうから何を言われても自力で耐え逃げるしかない。

無いものは無い。

そう言えてしまう社員さんにはわからないことだ。

社員さんは電話仕事ではないし、お客様と直接話すことは滅多にないから。

有り難いことに"コールセンター"があるというだけで会社は仕事を得れることが多い。

(コロナ禍の今は分からないが。)

クライアントと作り上げていく間は矢面に立つ"受け皿"の出番。

受け皿の私たちが頑張るんだ。

だから先回りして少しでも自分で情報収集しないと不安が解消されなかった。

公開されてる情報ですら上から知らされないことも普通にあったので、テレビやネットから常に目がはなせない。

文句があるなら何故居る?

ごもっとも。

捨てられるから必死になって言葉を追い回す日々。

情報収集は寝る前が一番集中できる。

この缶コーヒーの彼みたく、スマホに全集中。

いままた数ヵ月前のそんな自分に戻りたいかといえば、正直嫌かもしれない。

仕事ではあっても"駒"とか"受け皿"とか認めて仕事をしていたときの自分には戻りたくない。

戻らなくていいように、今の自分で仕事ができるように、働く前から働き方改革を。

今日はもう夜遅いから日記はこれくらいに。

今回は日記と言うより、ぐち、だよね。

コーヒー、ごちそうさまでした。