Hiroyuki Oka

物書いたり、Jazzしたり。「よなごまちジャズ・プロジェクト」を主宰。地方都市の米子を…

Hiroyuki Oka

物書いたり、Jazzしたり。「よなごまちジャズ・プロジェクト」を主宰。地方都市の米子をJazzのあふれる街にしようと目論んでいます。Love&Peaceがモットー。風の時代を生きる。いつ途中下車してもいい。

最近の記事

「よなごまちジャズプロジェクト」1年を振り返って

   昨年6月に立ち上げ、9月に初ライブを開催した「よなごまちジャズプロジェクト」が設立1周年を迎え、記念イベントを先週金曜日、米子市公会堂で無事終えることができました。  この1年間で自主企画ライブ7回、協力イベント1回、「『週末ジャズ』セッションデー」を14回開催してきました。ライブイベントとセッションの両輪を回していくことで、ジャズが流れるまち・米子を加速させていくという狙いがあります。そのためにかなりの労力を費やしてきたのですが、おかげでようやくライブイベント運営

    • 音楽の日本語と英語

       以前「日本人なら日本語の歌詞じゃないと心に響かない」と言われたことがあります。「ブルースは黒人の魂、日本人の魂は日本語の歌詞」と言われていました。が、しかし、僕はピンとこなかった(笑)なぜなら、3歳の時に初めてビートルズの「Let it be」を聴いて、それ以来、外国語歌詞脳になってしまったからです。  これはマジで、同様の悩みを抱えている人は多いんじゃないか。つまり、裏打ちのビートに日本語が乗りにくいと捉えている人は少なくないんじゃないかと思うんですよね。以前、ボーカリ

      • スロージャズ、スローライフ

         スローライフという言葉があります。1986年にマクドナルドがイタリアに進出し、ローマのスペイン広場に1号店を開店した際に、アメリカ資本のファストフード店に反対して伝統的な食文化を評価するスローフード運動が語源とされています。スローフードを生活全般に広げ、スローライフという言葉が生まれたそうです。スローフードについては、日本では1999年春に日本スローフード協会が設立。同年にカゴメのCMで「スローフードに帰ろう」とのコピーが使われ、2000年からノンフィクション作家の島村奈津

        • 「よなごまちジャズプロジェクト スタートから1年」

           「よなごまちジャズプロジェクト」を立ち上げてから丸1年がたちました。FacebookのMy pageに×年前の今日は、とか過去記事が出現するのですが、昨年の今ごろはちょうど「カフェブージーズ」でノマド(遊牧民)セッションを開始した頃でした。もはや懐かしい(笑)あーでもない、こーでもないと「よなごまちジャズプロジェクト」のコンセプトを固めロゴを制作。これまでジャズコンサートを開催したことがないお店や場所に出演交渉しながら、新たな企画を練っていました。よくそんな時間があったな・

        「よなごまちジャズプロジェクト」1年を振り返って

          「ぶらっと下町日和」終わりました

           5月3~5日に米子下町を舞台に開催した「ぶらっと下町日和」は「よなごまちジャズプロジェクト」としては初めて複数の団体と連携した実行委を組織して開催したイベントとなりました。今回連携させていただいたのは「夢蔵プロジェクト」「日の出湯元気ふろジェクト」「米子観光まちづくり公社」「米子市文化財団」の4団体、法人さん。もともとは「まちジャズ」ライブによく来ていただいていた「日の出湯」さんと「何か地域活性のためにできたらいいね」という漠然とした感じで話がスタートし、「市町の魅力を発信

          「ぶらっと下町日和」終わりました

          「ぶらっと下町日和」加茂川倉庫とは? 

           鳥取県米子市の下町を舞台にしたイベント「ぶらっと下町日和」が5月3~5日に開催されます。その中で4日に開催される「ジャズライブ」の会場となっている「加茂川倉庫」を巡って、さまざまな臆測が飛び交っています。そもそも「どこなのか」、とか。 ■「町家舞台」  「加茂川倉庫でググるけど出てこんよー」。そんな声を聞く。なるほど。ググると「静岡県 三島市 加茂川町の倉庫の求人」「加茂川小学校備蓄倉庫」といったサイトが出てくる。しかし、どうやら米子市文化財団と日本海新聞のサイトが検索結果

          「ぶらっと下町日和」加茂川倉庫とは? 

          「『週末ジャズ』セッションデー」

           米子でセッションを開催するのは久しぶりで、実は昨日4月13日が今年初めての米子セッションでした。私たちのセッションは「『週末ジャズ』セッションデー」と銘打っていて、ネーミングに或る意味を込めています。それはこうです。1週間、平日を頑張って過ごした終わりに、週末は心地良い空間で仲間同士、心地良い時を過ごしてもらいたいとの願いを込めて、ジャズセッションの場を創ることができれば、と。演奏者もそうでない人も、みんなが互いを尊重し合い、労をねぎらって楽しみましょうと。  私の大好き

          「『週末ジャズ』セッションデー」

          「よなごまちジャズプロジェクト」23年度終了~未来へ~

           3月23日(土)のDARAZ CREATE BOX(米子市法勝寺町70)の第5回目イベントをもって「よなごまちジャズプロジェクト」の2023年度の活動はすべて終了しました。2024年度はさらにブラッシュアップした展開を考えています。その前にまずは振り返りを。    「よなごまちジャズプロジェクト」を思い立ったのが2023年春。僕たちはジャズと米子Loveを合い言葉に持続可能なイベントの検討を始めました。「Sustainable(サスティナブル=維持できる)」を第一義に、一過

          「よなごまちジャズプロジェクト」23年度終了~未来へ~

          卒業Live&セッション~鳥取大医学部ジャズ研の想い出

           3月9日(土)、長く「Dear one」バンドでドラムを叩いてくれた大竹諒君(鳥取大医学部6年)の卒業ライブ&セッションを「ミュージックバーBirthday」(松江市寺町)で開催します。時間のたつのは早くて、この2年間、さまざまな会場で音を重ねてきましたが、その時期が一区切りを迎えようとしています。そんな濃密な時間を共に過ごした、親子ほども年齢が離れた若者が社会に出て行く姿を見送るのは嬉しいような、少し寂しいような。それでも、音を通じてたくさんの言葉にならない言葉を交わすこ

          卒業Live&セッション~鳥取大医学部ジャズ研の想い出

          「よなごまちジャズ・プロジェクト」協力企画。KI8Jazz~岡本喜八第100回生誕祭

           鳥取県米子市出身の映画監督・故岡本喜八氏の生誕100年記念事業の一環で「KI8 Jazz」に特別協力という形で「よなごまちジャズ・プロジェクト」が参加させていただきました。こうしたイベントに「まちジャズ」として何ができるのか。「まちジャズ」の活動を模索する中で初めて主催という形ではなく、協力という形でイベントに関わらせていただきました。  2月17日(土)米子市中心市街地商店街の一角、法勝寺町の多目的施設「DARAZ CREATE BOX」でジャズライブをさせてもらいました

          「よなごまちジャズ・プロジェクト」協力企画。KI8Jazz~岡本喜八第100回生誕祭

          よなごまちジャズ・プロジェクトのこと

          https://www.facebook.com/profile.php?id=100093587319204  「よなごまちジャズ・プロジェクト」とは団体名でもあり、イベント名でもある。公式Facebook、個人Facebookもあるのだが、長文向きのプラットフォームではないから、いつも書き足りない感が残る。「どうしようか」と考えていたら、ちょうどこの「note」があった。Facebookでは収容し切れなかった記録や思いを「note」に綴っていこう。というわけで、初回は「

          よなごまちジャズ・プロジェクトのこと