「よなごまちジャズプロジェクト スタートから1年」
「よなごまちジャズプロジェクト」を立ち上げてから丸1年がたちました。FacebookのMy pageに×年前の今日は、とか過去記事が出現するのですが、昨年の今ごろはちょうど「カフェブージーズ」でノマド(遊牧民)セッションを開始した頃でした。もはや懐かしい(笑)あーでもない、こーでもないと「よなごまちジャズプロジェクト」のコンセプトを固めロゴを制作。これまでジャズコンサートを開催したことがないお店や場所に出演交渉しながら、新たな企画を練っていました。よくそんな時間があったな・・
結局のところ、昨年9月の「Café rest ドドド」でのオープニングライブを皮切りに、月1回のペースでライブ&セッションを展開してきました。そのうちの大半で伯耆町在住の写真家Fukuura Keikoさんの写真展とコラボしたり、自前で珈琲を提供したり、さまざな企画を試行するうちに、何となくライブのノウハウみたいなものも分かってきて、とても充実した経験を重ねることができました。そして他団体と連携した事業を行うことで、活動の幅が広がってきたように思います。まちづくりの志を共にする方々との共同事業の魅力は一言で表現すると夢があります。活動内容はまったく違うのだけど、目指す方向は同じ。相乗効果が生まれると確信しています。
いまは「風の時代」。既成の価値観が色褪せて感じられる時代に、あえてひとところにとどまる必要はないと思っています。方向性を一つにした集団がスケールメリットを生かしながら物事を進める手法はもはや古い。新たなハードを次々と構築するよりもスクラップ&ビルドが叫ばれる中、既存の物や事にいかに新たな価値を生み出すか、私たちは試されているのだと思います。こうあらねばならない、こうあるものといった固定観念をいかに捨て去ることができるか。風の時代に合わせた思考や動作が求められています。そこに公共性を持たせることが重要なポイントではないでしょうか。
「よなごまちジャズプロジェクト」は身の丈に合った活動を地道に継続させて、それでも「ここがちょっと進歩したね」と振り返られるような活動スタンスの団体を目指しています。楽しみながら、実践しながらアイデアを生み出し、さらに実践する。私たちがこだわってきた市中心市街地の活性化の一つの点になれたらいい。面にするために連携していこうじゃないか。そんなことを思いながら、次なるアイデアの実践やさまざまな連携の可能性に胸を熱くしています。それもジャズの持つ潜在的なパワーのなせる業であると思っています。
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