「よなごまちジャズプロジェクト」23年度終了~未来へ~
3月23日(土)のDARAZ CREATE BOX(米子市法勝寺町70)の第5回目イベントをもって「よなごまちジャズプロジェクト」の2023年度の活動はすべて終了しました。2024年度はさらにブラッシュアップした展開を考えています。その前にまずは振り返りを。
「よなごまちジャズプロジェクト」を思い立ったのが2023年春。僕たちはジャズと米子Loveを合い言葉に持続可能なイベントの検討を始めました。「Sustainable(サスティナブル=維持できる)」を第一義に、一過性のイベントに終わらせないことを念頭に熟議していきました。
まずはコンセプトを確立するために、あーでもない、こーでもないと議論。とにかくイベントの軸がぶれないように、コンセプトを確立することが最重要課題でした。その結果、完成したのがこれ↓企業で言うところの「経営理念」と同じです。実はこれがすごく重要なんですよね。外部からのさまざま意見とか思惑が影響すると、イベントの意義とか立ち位置ってすぐに把握できなくなりますから。その点、コンセプトをしっかり固めておけば、何があっても原点に立ち返られるという拠り所、強みになると思います。
そんなこんなで始動した「よなごまちジャズプロジェクト」。プロジェクトのロゴの制作から始めました。滋賀県在住のデザイナーさんに依頼してロゴを制作。そこから今年度のイベントをすべて決めて、チラシを作成するに至りました。コンセプトとしてさまざま挙げてはいますが、詰まるところはここに明記した「Love&Peace」ということです。2022年2月にロシアのウクライナ侵攻もあって、ともかく「平和」を考えさせられました。
「Love&Peace」の世界観。それは互いに尊重し合うということに尽きると思います。さまざまな考え方の違い。音楽で言えば志向の違い。楽器の技術の違い。そんな違いを受け止めて、それぞれの「個」を尊重できるか。それができる、実現する場を創ろうというのが「よなごまちジャズプロジェクト」の趣旨でした。
昨年9月の「ドドド」(米子市四日市町80)でのオープニングライブを皮切りに、11月「米子市公会堂」、12月「ドドド・Xmasmちジャズ」、2024年1月「JU米子高島屋」、3月23日(土)「DARAZ CREATE BOX」(米子市法勝寺町70)と半年で5回のまちジャズイベントを展開してきました。
地元、鳥取大学のジャズ研部員さん、そして地元のアマチュアミュージシャンの温かい協力、支援のおかげで継続できたと思っています。各奏者の皆さんのキラリと光る部分をできるだけ多くの人に知ってもらいたいという思いから、特徴や長所を稚文にしたため、ライブをセッティングしてきました。そして、本番で繰り広げられるパフォーマンスの質の高さと楽しげな雰囲気。それらは私たちの記憶に刻まれ、共に過ごしたかけがえのない時間をこうして記憶に刻むことができました。これこそが、まさに「Love&Peace」だと思っています。
「よなごまちジャズプロジェクト」は2024年度も活動して参ります。皮切りは4月13日(土)の「ブージーズ」(米子市角盤町1丁目)の「『週末ジャズ』セッションデー」に始まり、5月連休のビッグイベントも控えています。 来年度はさらに発展させた活動で米子市をもり立てていければと考えています。乞うご期待。楽しいイベントを打っていきます。
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