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『この恋が、かなうなら』読了しました!


今月は積読を少しでも読破したく、
その中でも恋愛小説を読みたい気分だったので、
いぬじゅんさんの『この恋が、かなうなら』
を読んでみました!


簡潔にまとめると、
あるトラウマを抱えた梨沙が突然、国内交換留学をすることに?!

梨沙はそこでこの夏1の恋をする___。
でもトラウマとの葛藤があって・・・。

トラウマ。恋。タイムリミット。決断。がこの小説のテーマだと思います。


《 あらすじ 》

「一番の願い事は叶わない。」トラウマを抱えた梨沙は、進路、恋、友情、すべてがうまくいかずにいた。そんな折、東京から静岡の高校に二か月間、国内交換留学をすることに。屈託なく笑う航汰と出会い、彼と過ごすうちに梨沙の気持ちは癒されていく。けれど、航汰への恋心に気づいた時にはタイムリミットがせまっていて・・・!?
痛くてせつない青春ストーリー。

裏表紙から引用。


《 感想 》

●この小説で何回も出てくる梨沙の口癖
「願い事は叶わない」。

 自分が何か願い事をすると、その願い事は叶わなくなると、過去のトラウマによって完全に思い込んでいる梨沙の悩みはすごく共感できるものだったので、読みやすく、梨沙に感情移入せずにはいられなかった・・。

●恋愛と友情同じくらいの割合で大切に書かれていると感じ、メッセージ性が恋愛の部分でも友情の部分でも、それぞれに強く、「想いを伝えることの大切さ」が書かれていた。

●エンディングもドタイプで、読後の余韻に浸っちゃいます。

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