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ポルカ「雷鳴と電光」

 先日、雷がひどく、テレビが急に消え、また付く、という現象が2,3度起きました。家の中がみるみるうちに暗くなり、稲光が……!

 その時はyoutubeをテレビで観ていて、けっこう集中して話を聞いていたのでびっくりしましたが、きっと短時間でおさまる、と思い、じっとしていました。
 
 ……じっとしているといっても、音はすごいし雨は降ってるし暗いし…。
 
 雷といえば、母が20代くらいの頃、雷が大の苦手で、家中のコンセントを抜いて、おさまるまで布団をかぶってじっとしていた、というエピソードを思い出します。それをモチーフのひとつとして書いた小説が「部屋」です。

 そういえば、ヨハン・シュトラウスのポルカに「雷鳴と電光」という曲があるのを思い出しひさしぶりに聴いてみました。ほんとにカミナリ!って感じで迫力もあるし、でもポルカだし、楽しい曲です。

 オーケストラで演奏したこともたぶん2回あって、スネアドラム(小太鼓)とバスドラム(大太鼓)を叩いたのですが、テンポもけっこう速くて、そのテンポ感を維持しつつ、音の強弱をつけるのに、演奏中は否応なく集中してた気がします。演奏し終わったあとに、「集中してたな~…」って気付ける感じなんですよね。あの没入感がまた楽しいのです。

 こんな風に音楽を聴けるのも、雷がおさまって、停電してないからなんだなぁ~と思うのでした。



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