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インドの工房"アマイラ"の紹介

ナマステ!ランゴリーのエゾです。
先日(12月3日)、NHKおはよう日本にてランゴリーのインドの工房の様子が紹介されました。
そこで今日はテレビに出演していた内海(以下Tomoko)と共に、インドの工房をご紹介いたします!

TVで紹介された感想は?

Ezo:内海さんやりましたね!TVで大きく紹介されましたね!今のお気持ちは?
Tomoko:(自分の)二重顎が気になった!私しゃべるとき二重顎になってたんだね。気をつけよう。
Ezo:えええ!そこ!?全然気になりませんでしたけど(笑)

日本から工房までの行き方

Ezo:内海さん、もうすっかりインドに慣れて一人旅も余裕ですね。
Tomoko:もう電車も一人で乗れるし、全部自分で手配して移動してるよ!

Ezo:日本からインドの工房までの道のりを教えてください。
Tomoko:工房があるのは、ビハール州のバーガルプルてとこ。日本から行く場合は、まずデリーまで飛行機で行って、国内線でビハール州の州都パトナに行って、そこから電車か車で7時間かけてバーガルプルに行ってるよ。さらに工房があるのは郊外だから、ホテルのある街の中心地から車で20分くらいかな。デリーからバーガルプルまで電車で行くこともできるけど、20時間かかる。

バーガルプルは、インドの北東部に位置する

Ezo:20時間の電車はつかれそう。内海さんはいつも飛行機ですか?
Tomoko:電車は時間が読めないんだよね。パトナまでは飛行機で、パトナからは車で行ってる。

Ezo:私と2人で行った時は、ポーターさんと一緒に電車を追いかけて走って、結局乗り遅れましたよね笑
Tomoko:あの出張はハプニング続きだった! 

女性グループ『アマイラ』

EZO:工房の女性たちはどんな方々なんですか?
Tomoko:自助グループっていうのかな?『アマイラ』っていう名前のグループの人たちで、もともとは縫製の仕事をドリシテからもらってたの。

Ezo:では縫製のスキルはあったんですね
Tomoko:ミシンは使えたけど、足踏みミシンで直線縫いしか縫ったことなかったはずだよ。

Ezo:おうちのミシンで縫う、内職のお仕事ですよね。私がむかし滞在した村にも、それで家計を支える女性たちがいました。でもご近所からのオーダーだけでは注文の量が限られてしまうんですよね。ドリシテがそこにお仕事を頼んでいたんですね。
Tomoko:それそれ。ドリシテが研修とかもやってて、アマイラの子たちはみんなその研修を受けた子たち。

Ezo:ランゴリーの製品を作るためには、新しい技術が必要でしたか?
Tomoko:下着にはストレッチ素材を使うし、ジグザグ縫いが多いんだよね。みんなストレッチ素材は扱ったことなかったから、最初は苦戦してた。

最初の試練は…

Ezo:工房の立ち上げにあたって大変だったことは‥
Tomoko&Ezo(二人揃って):「ミシン!!」 あと砂ぼこり

Ezo:ミシンね。。。もうダメかと思いました。
Tomoko:もう!ほんとに!あのオンボロミシン!!

Ezo:わざわざデリーの業者から中古ミシンを購入したのに、機械はオンボロで部品がなくなってるし、設置に来たサービスマンは操作方法も修理方法もわかってないし、本当にひどかったですよね。「もう無理!」て思いました。

Ezo:モーターが煙あげたりね。

Tomoko:ミシンが汚いから、最初はあのミシンで縫うと、布が汚れだらけになったよね。
Ezo:ひたすら掃除してましたね。


Ezo:そう考えると、半年ちょっとでよくここまでクオリティの高い製品が作れるようになりましたよね。
Tomoko:ほんとだよ!すごいよ!もうあの時には信じられなかったよ!!


さて、工房のお話はまだまだ続きますが、今回はこの辺で。
次回もおたのしみに!
ダンニャワード!

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