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#02【ICL体験談】ICL(眼内レンズ)しました!脱メガネ&コンタクトレンズ~手術と術後の経過と感想~

もう何ヶ月も前の話になりますが、メガネ&コンタクトを日常的にしようしていた私が、ついにICL(眼内レンズ)をしました!脱メガネ&コンタクト!

前回の記事ではレーシックとの違いやそれぞれの費用やメリット・デメリットをお話し、実際にクリニックを選ぶまでを体験談として書きました。

今回はその続きでクリニックでの適応検査から実際に手術をするまでの体験談を書いていきます。

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#01【ICL体験談】ICL(眼内レンズ)しました!脱メガネ&コンタクトレンズ~クリニックを選ぶまで~

術前の適応検査(3日前からコンタクト使用禁止)

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まず手術を受けるにあたって、自分の目の状態が手術に適応しているかどうか、手術が受けられるかを検査していきます。

ICLの場合通常は2日に分けて検査を行うようですが、希望であれば1日で全ての検査をしてくれます。
※検査の際には、正常な目の状態に戻すために、3日前からコンタクトの使用は中止しなければなりません。
※検査で動向を広げる点眼薬を差すため、視界が悪くなるため公共交通機関での移動をお願いされます。事故などのリスクがある運転等は禁止です。

検査内容
①屈折度検査+角膜曲率半径測定

②角膜形状解析

③角膜内皮細胞検査

④眼圧検査

⑤視力検査

⑥波面収差検査+角膜形状解析+屈折度検査

⑦角膜形状/屈折力解析

⑧角膜形状解析

⑨散瞳点眼

⑩屈折度検査

⑪波面収差検査

⑫角膜厚検査

⑬診察

上記のような感じで、数多くの検査をその日うちにします。検査時間は3〜5時間ほどです。私は2日分の検査を1日に詰め込んでやったので5時間くらいかかったと思います。土日で混んでいたのもあるので平日だともう少し早いかもしれません。

検査後のレンズの発注(正式契約)から手術予約まで

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無事に検査が終わり問題なければ、オーダーメイドでレンズ発注を行います。もちろんこの時点でやっぱりやめておこうと思った方は契約しなくても大丈夫です。検査自体は無料でやってくれます。

レンズの発注をかけるときに、予約の内金として19万円を支払います。

レンズはオーダーメイドのため、ものによっては海外からの取り寄せとなり2ヶ月ほどかかることもあるみたいです。
私のレンズは2週間ほどで、取り寄せ完了の電話がかかってきました。

手術日の予約はレンズがクリニックに届いてから初めて予約ができます。

手術当日 手術台に乗るまで

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手術の当日の3日前からは、事前にもらった抗生物質の目薬を1日に4回点眼して過ごしました。意外とこの作業が忘れがちで地味にめんどくさかったです。笑

手術当日はクリニックに行くと待合室に看護師さんが来て、瞳孔を開く目薬を渡されました。これを呼ばれるまで10分おきに点眼してくださいとのこと。

瞳孔が開くと手元(近く)がぼやっとして見えづらくなるためスマホをいじったりもできず、ひたすら待合室の時計を確認しながら点眼を行いました。何回も点眼したので、時間は結構経っていたと思います。

ようやく自分の名前が呼ばれ、荷物をロッカーへ預けるといよいよ手術の待合室に移動しました。そこでも引き続き瞳孔を開く点眼はし続けました。

この時私の他に一緒に手術を受ける人がもう1人いました。そしてそこから更に違う部屋に移動しました。

そこでは、病院のスタッフ(看護師かな?)に点眼麻酔を数分おきに数回点眼されて、抗生物質(レボフロキサシン)も飲まされました。
あと、ヘアキャップをさせられました。

その後執刀医の方がやってきて、今日はよろしくおねがいしますという感じで、説明や自己紹介をしてくださりました。

その後また待ち時間があり、少しするともう一人の方が先に手術へ呼ばれて部屋から出て行きました。

こっからが、待ち時間がすごい長かったです。多分30分以上待たされたかな。この間に何故か車酔いしたような感じで、すごく気持ちが悪くなりました。※後日レボフロキサシンという飲み薬の副作用だということが判明しました。

そしてようやく自分の名前が呼ばれて、いよいよ手術です。
ドキドキの中手術室前まで連れて行かれ、マスクなどを外しまた点眼麻酔をして手術台に乗せられました。

実際の手術の話

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そこからはあっという間でした。

顔に片目の部分だけ穴の空いたシートを被せられて、目が閉じないように固定する器具を目に入れられたんですが、これがなんとも言えない気持ち悪さ(ちょっと痛かったし)でした。

目には水みたいなのをずっと流されていて、視界は水の中にいるような感じでぼんやりとしか見えませんが、「ウィーン」という機械音がして、この音で目が切開されたんだなと分かりました。

その後ボールペンの先みたいな細いメスのようなものでレンズを挿入されましたが、これは異物感というか何かが目に入ってきた圧迫感というか、目をぐっと押されてる感覚でした。

ぶっちゃけ、点眼麻酔だったので麻酔が効いてる自覚が全然なくて、手術台に乗せられたときは「え?もう?麻酔効いてない気がするのに」と不安でしかなかったのですが、実際の手術はそんなに痛さはありませんでした。

でもヘラのようなものでペタペタと眼球の表面をならされて、それがものすごく気持ち悪かったです。

右目が効き目だったのですが、右目からの手術で右目のほうが感覚的に敏感なのか、右目の手術は本当に恐怖感が強く、片目が終了した時点でああもう無理かもしれないと思いました。笑

しかし、左目をいざやり始めたら左目は案外大丈夫でした。

そんなこんなで手術自体は10分程度で無事終わりました。

手術直後の休憩時間と見え方

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これは個人差が結構あるみたいなんですが、私の場合は手術が終わって手術台から降りるときには既に結構見えました。

手術後は専用の待合室まで移動し、そこで30分ほど休憩しなければなりません。

室内は暗くなっており、いくつにも仕切られてそこに一人がけのソファがありビスコとペットボトルのお茶が用意されていました。仕切られているので個室っぽくなっているのですが、私の他にも術後の人が何人か休んでました。

休んでいたら、おそらくわたしの後に手術を受けたであろう人が、また入ってきました。その人はよっぽど怖かったのか付添の人が同伴していて、気持ち悪い吐きそうだという話声が聞こえました。笑

術後当日(帰宅後から就寝まで)の制限

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・サングラスの常時着用
・1時間おきの点眼薬の点眼
・就寝時保護用の眼帯を装着
・洗髪禁止
・メイク禁止
・飲酒喫煙禁止
・運動禁止
・運転禁止

という感じで無事手術も終わり、最後に目の以上がないかを医師に診てもらい、問題なければ帰宅できます。その際に点眼薬を3種類(目の表面の炎症を抑えるやつと、抗生物質と、目全体の炎症や痛みを抑えるやつ)と、飲み薬の抗生物質2日分と、専用サングラスをもらいました。
※写真のはブラウンのサングラスですがもらったのは透明なサングラスでした。

手術当日は就寝までの間、渡された3種類の点眼薬を1時間おきに差さなければなりません。

しかも3種類一気に差してはいけないので、5分の感覚を開けて3種類の点眼薬を差し、それを1時間おきに・・・アラーム掛けたりしてめっちゃめんどくさかったです。

あとプラスチックの保護用の眼帯(クリニックから支給される)を就寝時は着用しなければならず、これもめんどくさかったです。

術後1週間の制限が辛い

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・サングラスの常時着用
・1日5回の点眼薬の点眼
・就寝時保護用の眼帯を装着
・洗髪原則禁止
・メイク禁止
・飲酒喫煙禁止
・運動禁止

あと専用のサングラスも1週間は家の中でも、外でもずっとつけていなければなりません。透明のサングラスで外歩くのはすごく恥ずかしかったです。

就寝時の保護用眼帯も1週間は着用しなければなりません。

ちなみに髪も1週間自分で洗うのは原則禁止です。これが私は一番きつかったかもしれません。翌々日検診で目に問題がなければ目の周りを避けて洗髪してもいいと私は言われました。美容院などで目に入らないように洗ってもらうことがベストですが、毎日美容院行くのも難しい話なので1度美容院で洗ってもらいましたが、それ以外はゴーグルして自分で髪洗ってました。(本当は多分だめなので真似しないでくださいね。)

あとお酒と運動も1週間は控えなくてはなりませんので、お酒飲む習慣がある方やジム言ってる人は我慢ですね。

術後の目の痛み

術後の痛みは、数日間は沁みるような感じと、ゴロゴロ感はありましたが、痛いという感じではなかったです。

また術後当日は切開した部分の出血跡で明らかに目は充血していましたが、この充血も1週間でほとんどが目立たなくなりました。

術後の目の写真ありますが、多分見る人からすればグロいと思うので、自粛します。笑

術後の定期検診

術後は[手術翌日or翌々日・1週間後・1ヶ月後・3か月後・6ヶ月後・1年後]に通院し適期検診を受けます。3年までは料金内に入ってるので無料で検診してくれます。

術後のハローやグレア現象

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レーシックをした人もICLをした人にも現れる現象なのですが、ハローは光や照明を見た時に周りに滲んだ光(上記写真の太陽のような見え方)のようなものが見える現象です。

これは術後直後はこれがグレアかとはっきり分かるほど見えましたが、何ヶ月もたった今はもうあんまりありません。夜間の強い蛍光灯などを見ると見えることがあります。

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ハロー現象は光の周りに複数の輪っかが見える現象ですが、これは術前に説明もされたのですが、レンズ自体に穴が開いてるのでずっと見えることになるということでした。

一生見え続けるのも煩わしそうだなと思ってましたが、私個人の感想は夜間照明がたくさんあるところを歩くと、とってもイルミネーション感が出てメルヘンな視界になるので、割と嫌じゃないなという感想でした。笑

しかし何ヶ月もたった今はハロー現象も全然気にならなくなり、なにも思わないくらいになりました。

この2つの現象に関しては見え具合いや受け止め方はかなり個人差があると思います。

結論と感想

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ICLをやってみての感想としましては、手術の真っ最中は恐怖感から「もう二度とやりたくない」と思って手術を受けていました。

しかし今となっては、麻酔もちゃんと効くし痛みとかもそんな大したことなかったなと思います。

結論としてはメガネやコンタクトを煩わしいと思って過ごしていた私からすると、「本当にやってよかった」です。

何故なら、朝起きた瞬間から寝る瞬間まで裸眼で周りがはっきり見えるというのはそれだけでものすごく価値があるからです。

コンタクトを着ける手間も外し忘れることも、ドライアイも、メガネで耳が痛くなることもなくなり、裸眼で寝っ転がってテレビを見ることもできるなんて最高すぎます。(そう考えると裸眼で視力がいい人は羨ましすぎる)

もちろんこの上からコンタクト(カラコンとか)を着けることも可能です。

もしレーシックやICLを今後検討している方がいれば少しでもこの体験談が参考になれば嬉しいです。

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