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055 | 上野恩賜公園にリオ五輪開会式のパブリックビューイングを見に行った



8月6日(土)朝、改造MTB出そうとタイヤの空気補充したら、なぜかそのせいでバルブ付近がいかれてパンク状態に。
その事を理解するまで空気入れの方がいかれたのかと替えたりアレコレ試して、朝っぱらから、走行する前から、駐輪場のアスファルトにボタボタ汗を垂らしながら悪戦苦闘。私は他の自転車でも時々空気入れた後にチューブをバカにする事あるのだが、私だけ? 何がいけないのだろう、空気の入れ方? 空気圧過剰?><

結局諦めてMTBは駐輪場に再格納、部屋のハンガーのロードレーサーを取りに戻り再出発。汗だくになった上に20分くらいロス、だいぶ遅れてしまった。








何に遅れたかと言うとリオ五輪の開会式の中継。上野恩賜公園でパブリックビューイングやるって言うから、元から見に行こうと思ってたものの前に寄ろうと思いついた。

元より開会式の開始時刻7:30に間に合わない遅い出発(=遅い起床・笑)だったけど、出しなに間抜けな事して更に出遅れた。まぁ焦っても仕方ない。ここは気持ちを落ち着け、安全走行で上野まで辿り着けば、何かが必ず面白い筈だ、安全第一。

序盤のエキシビション的なもの見逃したけど、ちょうど選手団入場開始の時にモニター前に陣取った。




お供は、あらかじめ半分凍らせて保冷剤とハンドタオルで包んできたノンアルコールビールと、サンクス上野広小路店で仕入れたミルフィーユカツサンド(余裕じゃねーか、つか何しに来た・苦笑)。

ビューイング会場入るのにきちんとした荷物検査があった。ヒップバッグをご開帳しながら「ノンアルコールビール2缶あるんですが」と申告したら検査スタッフさんが確認、笑顔で通してくれた(微笑・ただし瓶類は持ち込めないそうだ)。




開会式の雰囲気に浸りながら、ノンアル片手にカツサンドもぐもぐやりながら見ていたら、だいぶ経って日本選手団入場。と、その少し前からスポーツ関係のゲストが登場。近年の五輪経験者から'64年の東京五輪出場の重鎮まで多彩だ(都のオリンピック組織委員会主催)。




私がオリンピックで好きなものの1つは開会式の選手団入場だ。なんか、少人数で出場する選手団が、笑顔で手持ちでカメラ回してたりするの見ると、こっちまで嬉しくなる。
また、大部隊を投入する国でも、選手1人1人にはそこに至るまで色々な努力や苦労があった筈で、勝手な妄想が働いてジーンと来る。つまりは、どこのどんな選手でもカメラに向かって手を振ってたりすると、画面に向かって勝手に手を振り返したくなるのである。

とか言いながら、炎天下でずっと見ているとちょっと段々飽きてきた。じっとしていると逆に体力を削がれる。朝の内は、被ってるCAPに挟むカタチで(アラブの石油王みたいに?)日よけのクロスをかぶって巨大モニターを眼前に捉える席にいたけど、日差しが強くなるに連れ、たまらず後方のテントの下に引き込んだ。

が、そのテント下も、見た目は日陰だけど完全には日光遮断しないから、背中や首筋がジワジワ熱せられる。たまたまボディーが黒いスマホも熱くなり熱暴走。そんな筈ないのにバッテリー残がゼロ状態に。
出番じゃないのに司会進行のおねーさんも「熱中症には注意、水分補給を」などとアナウンス入れるくらい、特殊な状況らしい。

テントから出て会場内を移動。謎めいた黒い施設を発見、入ってみる。
そこは、このビューイングをきっかけに次の東京五輪へ繋げるべく、近代オリンピックの日本選手の活躍をCGを多用した映像で再現する、通路とでも云うべき細長い空間だ。その端から反対側の端に向かうまで映像を楽しめる。




水泳の北島選手のあの名言は一世を風靡したな。どーでもイイ話だけど私は今の部屋に住む前、北島選手のご実家のお肉屋さんの近所に住んでいて、勝手に一方的に親しみを感じていた。




パラリンピックも実写と流麗なCGで再現。これは車椅子のテニスのイメージ。が、会場内での告知が不十分で、見に来る人は殆どいない。まぁ開会式の模様を見に来てるんだから、そこから離れる人は少なくて当然だけど、次の東京五輪をより成功に導きたいのなら、もっと積極的に来場者を引き込む動線を考えるべきだろう。むしろビューイングの席に着く前に、その存在を知らせるため1度は必ず通させるくらいの仕掛けを敷いても良いんじゃないか。
真っ黒いビニール素材の仮設空間だけど、内部はガンガンにエアコン効いてて、熱中症防止にも役立つし。

真っ暗な空間で上映されてるから私のような素人がデジカメ向けてもロクに写らないけど、撮影可だったのが意外だった。図々しく2回も見に入った(涼みに)。








選手団入場が終わる前にモニター前に戻る。




いよいよ聖火点灯のセレモニーへ。選手1人1人が投入していた“タネ”が、緑に成長するギミックが炸裂。




リオ五輪のヌズマン組織委員会会長の挨拶、興奮気味で語る語る。いい加減長ぇ〜、 などと思うのもこんな風にビューイング見てるからかも知れない。部屋でTV流し見てたら気にも止めないだろうから。




しっかし、時々ステージに登場するゲスト達。こっちはテントの下でもトホホ状態なのに、短時間でもこの炎熱地獄の直射日光下で大丈夫?と心配になる。むしろ控えスペースからラジオ状態で音声だけでもいいんじゃないかな。こっちはモニターを注視してんだし。




聖火とかき氷。ぼちぼち会場を去ろうと思った昼近く、ノンアル2缶も当に消費し、水分補給と冷却効果を狙ってフラフラと購入。

聖火に至るセレモニーは意外とシンプルで良いと感じた。実行員長に続きIOCバッハ会長が挨拶(これも長い)の中で「名誉オリンピック賞」なるものの発表と授与があった。その受賞者のケニア往年の陸上金メダリスト:キプチョゲ・ケイノ氏の場面がちょっと泣けた。




ビューイング会場。バレーボールの木村選手と、リオのムキムキにーちゃん。




今更だけど、来てみたら会場内にちゃんと軽食や飲み物の屋台がありました(苦笑)。
選手入場から聖火点灯まで、なんだカンダ4時間近くいた。気が済んだので会場出て、スタバ上野恩賜公園店の駐輪ハンガーにかけておいたロードレーサーを下ろして跨った。

https://tokyo2020.jp/jp/special/rio-to-tokyo/live-sites-in-2016/ueno_list.html