子供を産むことは親のエゴか?

最近、子供を産むのってただの自己満なんじゃないかという考えに取り憑かれている。将来もし結婚して相手に子供が欲しいと言われたら、きっとものすごく悩むと思う。

自分たちの都合で産む以上、生まれてこなきゃよかったとか人生辛いなとか、そんなことは一度も思って欲しくない。でも、恵まれた家庭で育った私でさえそういうことを何回も考えてしまったからこそ、「生まれてこなきゃよかった」なんて絶対に思わせない!と断言できるほどの自信もなければ、そんな重たすぎる責任はとても負いきれない。

生まれてこなきゃ幸せにすらなれないというのはとてもわかるし、幸せに生きてもらうために親は全力を尽くすべきだけれど、結局全ての辛さから子供を守ることなんて不可能どころか、自分の力で立ち向かわなきゃいけない場面の方が圧倒的に多いわけで。そういう場面を何度も経験する中で、それでもなんだかんだ幸せだと思えるのか、人生は辛いと思わせてしまうのか。どちらに転ぶか分からない以上、無責任に産むべきじゃないよなぁと思ってしまう。

どれだけ考えても、結局自然の摂理だよねとか、もし産むなら責任を持ってなるべく苦労をかけないように育てなきゃいけないなとか、無責任で自分勝手だけどそれが人間かとか、そんな月並みでしょうもない結論しか出てこない。
なぜ子供を産むのか、、大した理由なんてないし意味もないのかもしれない。けれど、その問いに真剣に向き合うことにはきっと意味があると思う。
子供を産むか産まないか、もし決断を迫られる時が来た時が来たら、自分が納得できる答えを見つけたい。



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