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こんなに幸せなことないのに、なぜ私はこんなことをしているのだろう。薬を飲んだらハッピーになってきたよ。
一緒に通話しながらゲームしたい。
わたしたちは幼馴染だった。中学まで同じ学校で過ごして、高校から別れ、今年再開した。わたしの彼の名前を、首に彫った。喉仏のちょうど下に、彼の名前を漢字で入れて、線を一周させた。彼は何も入れていない。
わたしたちはスシローで寿司を食べたあと、そのまま彼の家に帰った。わたしはすぐに掃除機をかけ始めた。彼は自分の部屋で仕事の続きを始めた。
わたしにとって、掃除は、生きることと直結していた。家の中をとにかく掃除する。しない日はなかった。掃除機は2日前にかけたから、そろそろまたかけなければならない。水回りは寝る前にするから、それ以外で、目下行わなければならないことはなかった。
掃除機をかけながら、もうすぐわたしの誕生日が来ることを思い出す。何か記念になることをしたい。新しいタトゥーを入れるのはどうだろう。

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