自分が弱いことを受け入れる大切さ

人間は脆い。

すぐに欲に流されるし、目の前の誘惑に負けるし、習慣化できないとすぐに忘れる。

過去の過ちもすぐに忘れてしまう。

自分の事を過大評価して、すぐにできると思い込む。

これはある意味しょうがない。

しかし、賢者はこの弱さをよく知っている。

本当の自分は弱く、不安定で、流されやすいことを知っているのだ。

だからこそ、そうならない為に、事前にしっかりと対策を練っている。

・自分の意思力の弱さをわかっているから、最小の労力で出来るように、習慣化している

・健康が崩れる事の恐ろしさをわかっていて、自分が脆いことも受け入れているから、日々の生活習慣を気をつける

・自分が流されやすい人間である事をわかっているから、付き合う人間を厳選する

・自分が客観的に出来ているか不安になるから、常に第三者にチェックしてもらう

・浪費癖があるから、貯蓄のために、毎月自動引き落として貯蓄をする

などなど、自分が弱い生き物であることを受け入れるからこそ、その対策を事前に行うのだ。

自分が弱い事を認める事は勇気がいる。

だが、本当にしなやかに力強く生きるには、自分の弱さを受け入れる事が必要不可欠。

受け入れるからこそ、ちゃんと対策を練ったり、課題に向き合って成長できたりする。

弱さを受け入れられる人が1番強いのだ。