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印象文 -電車から景色を眺めるように-

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言葉で表象したい事あれこれ。
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2019年5月の記事一覧

こちら側の世界とあちら側の世界

僕が幼い頃ある時、救命病棟24時的な、いやもっと前のその原型的なテレビ番組をやっていて、致命的な心臓の病気を患った3-5歳くらいの、〜ちゃん(名前を思い出せない)の手術の番組をやっていてその数歳年上だった僕は食い入るように見ていた。
親が病院勤めだったのもあってテレビのチャンネルが自然にそれになっていた。

その時ショッキングだったのは、その〜ちゃんの心臓が動いている状態でテレビに映っていたから

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リスペクトと自然

リスペクトと自然

〜をリスペクトしよう、というスローガン的な言葉はこれから色んな場所で聞いたりみたりするようになるんじゃないか、ただそれは相手を又は対象となる生物やモノごとも含めて、知ろうとすることの上にあるんじゃないかと、なぜかこんな写真を撮った後に思いました。

これは例えば文学的なエッセイなどを読んでいて、さりげなく本にのせられた写真に、綺麗に舞う蝶が〜とか、道端に咲く逆境に負けない強い花、的なことを書い

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小さき世界にも際限がない

小さき世界にも際限がない

皆宇宙の向こうの話をしがちなのだけど、それは半分は真実で私たちの肉体の限界が関係していると思う。
皆肉体の限界を肉体の代わりに超えてくれるなにかを探しているような印象を受ける。

が、小ささにも限界がない。

歩めるスピードを緩めると木の葉の表面のザラつきが見えてくるように。

そしてその葉を更によく見ると小さな毛が生えてるみたいに...ぬおお..、むしろ広大な世界が広がっているのではないだろう

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