【好きを知る】ファッション雑誌を選ぶチェックポイント～おしゃれ迷子さん向け～

こんにちは。
アパレル歴20年、
ファッション＆クローゼット収納コンサルタント
戎谷洋子です。

今回は、こちらの続きです。

https://note.com/rakutokurashi/n/nbc43ddf61ce0

 

前回の記事で、
「おしゃれ迷子さんこそ、ファッション雑誌を読んでほしい」
と書きました。
 
ところが「ファッション雑誌」って、いっぱいありますよね。
その中からどの雑誌を選んでいいか、分からないというのも理解できます。そこで今回は、「おしゃれ迷子さんが雑誌選びをするためのチェックポイント」をお伝えします。
 

①雑誌の表紙と目次をチェックするとあなたのバイブル雑誌がみえてくる

本来、ファッションとは
「自分が着たいものを心地よく着る」ことが基本だと思います。
だから「年齢を気にしないといけないの？」と思う方もいらっしゃるはず。

気持ちは分かるのですが、
最初は「自分の年齢層の基本」を知ってみませんか？
自分流のアレンジは、基本を知っているからこそ
「いい感じ」にできるというもの。
おしゃれ迷子さんのスタートは、

・好きなテイスト
・年齢層
・年齢層が近い憧れのモデル、タレント、女優などが専属モデルとして誌面に出ている

この3つのポイントをもとに、雑誌選びをするのがおすすめです。
あれこれ買うのは大変なので、
最初は美容室でご自分の年齢層がターゲットの雑誌を読ませてもらったり、図書館でチェックするなどがいいかも。
ちなみに私は「楽天マガジン」で
ファッション雑誌＆美容雑誌をチェックしています。

◆好きなテイストの雑誌をチェック

まずは「表紙が好き」と感じた雑誌をピックアップ。
難しいことは分からなくてOK!
ご自分が「こんなファッションがしたい」
と思った表紙をいくつか選んでください。

「どんなファッションがしたいのか分からない」という人は、

・カジュアル
・モード
・可愛い
・大人っぽい
・フェミニン
・お仕事

など、書かれている言葉でピンときたものをさがしても。

それでも分からなければ、表紙に「こんな人になりたいな」
と思うモデルさんや女優さん、タレントさんが出ている雑誌を
選ぶのがおすすめ。
その人のメイクやヘアスタイルも参考になるので、
より「なりたい自分」が具体的になります。

◆自分の年齢層向けかをチェック

つぎに表紙または巻頭付近の目次に書かれた年齢層を見てみてください。
ここに「３０代の」とか「アラフォー」と書いてくれている
雑誌がたくさんあります。

以前はハッキリと年齢層を書いてある雑誌が多かった
と記憶しているのですが、最近では書かれていないものも増えてきました。個人的にはSNS時代だからこそ、
雑誌はしっかりターゲットを絞ってほしいなと思うので、少し残念です。

その中で、おしゃれ迷子さんにおすすめなのは、
やはり年齢層が書いてある雑誌です。
年齢層を明記している雑誌は
「ちゃんと必要とする人に情報を伝えたい」という覚悟が見えるので、
誌面のつくり込みも分かりやすく、しっかりしているという印象です。

注意点として、表紙には書いていないのに
目次には年齢層が書いてあるものがあります。
表紙を見て気になったら、目次もチェックしてみてください。

そのほか、数字で年齢を絞っていなくても

・ギャルに特化している
・清楚に特化している
・ママに特化している

など、年齢ではなくカテゴリーで方向性を見せているものも。
どうしても年齢で分けられるのがイヤだなという方は、
こちらで選ぶ方法もあります。

一部ですが年齢層とテイストなどを簡単にまとめた表を作りました。
こちらは、表紙か目次に書かれていた言葉をそのまま書き込んでいます。
ご参考になれば。

②雑誌の中を見られるならこちらもチェック

◆掲載されているアイテムのブランドと価格帯をチェック

そして、やはり気になるのはその雑誌に掲載されている
アイテムの価格帯です。
慣れるまでは、雑誌でおすすめしている
ブランドやショップを見ることも、自分に必要なファッションの勉強に。

そのため、実店舗に足を運ぶのが気後れしないブランドを
扱っている雑誌がベター。
販売員の方に相談しながら買い物ができると、
上手に必要なものを揃えられる確率が上がります。

・・・とはいえ、同じ販売員でもいろんな方がいます。20年間、店頭に立っていた私が見ても「え？」と思う人もいるのは事実。自分にあった販売員の方に巡り合えたら相談してみるといいですよ～。

それでも、店頭のディスプレイを見るだけでもコーディネートのヒントがたくさんありますので、足を運びやすいブランドが掲載されている雑誌から選ぶのがおすすめです。

◆メイクのページは意外と大事

最後にチェックしたいのはメイクのページです。というのも、提案しているメイクは、その雑誌のテイストをかなり反映しているからです。

服のトレンドがシンプルスタイルのときって、コーディネートに年齢層の違いが出づらくなります。でもメイクは違うことが多いんです。

例えば、同じアイシャドウを提案していても、ラメの使い方が大胆だったり繊細だったり。
また、メイクやお肌のお悩みは年齢層によって変わってくるもの。
だからメイクのページを見て、

◎自分が知りたいお悩み解決が書いてある
◎実際に自分が真似したいなと思うメイクになっている（ヘアスタイルも大事！）

そんな雑誌を選ぶと、服・小物・メイク・ヘアスタイルすべて、自分が欲しい情報がまとまって得られます。ここを押さえておくと、コーディネートの完成度がグーっと上がるので、ぜひチェックしてみてください。

●次回は「服は何枚持てばいい？いえいえ、数ではなくシーンで考えよう」をお伝えします。

それでは、このへんで。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。