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コロナ禍での企業広告とクリエイティブ

こんにちは。
株式会社ラクスのデザイナー、しゅういちです。

今回ご紹介するのはコロナ禍での企業広告です。

コロナ禍になり早数年、世の中の生活様式も一変しました。
変化する世の中で各企業はどのようなメッセージを、どのようなクリエイティブで発信してきたのでしょう。
個人的に気になった企業広告を中心にご紹介させていただきます。


企業広告

サントリー

人生には、
飲食店がいる。

飲食店にとって厳しい時勢の中、自分が飲食店をやっていたら泣いてしまうかもしれないコピーです。
手書きのイラストも懐かしい暖かさを感じさせます。
同シリーズの広告もどれもぐっときますので是非リンクからご覧ください。
飲食店はいる!!


岐阜新聞社

離れていても心はひとつ

「パワポで作った」離れると意味が分かる岐阜新聞の「Stay Home」広告です。
なんと制作したのはデザイン経験のない営業社員の方とのこと。面白いですね!


しゃぼんだま石鹸

じぶんを守る、が
みんなを守る。

自分を守ることが、周りの大切な人を守ることにも繋がるということを再認識させてくれます。
手洗いもニューノーマルな生活様式の一つになりました。


PILOT

今年の夏は、
私のかわりに、
手紙が帰る。

手紙をとっても書きたくなる広告です。
ぼやけた写真も自分の誰かを投影できます。
コミュニケーションツールとしての手紙の価値を再認識させてくれます。


CORONA

つぎの快適をつくろう。

生活様式の変化に対応したつぎの「快適」を追求するという企業メッセージが伝わります。
明日に向かう姿勢が明るい未来を予感させます。


サイボウズ

がんばるな、ニッポン。

コロナ禍で大変だから「がんばろう」と言いそうなところを、逆を突いて「がんばるな」と言っています。
この「がんばるな」は「出社するな」。つまり「テレワークしようよ」の意味。
同社の提供サービスともマッチしており、IT企業として働き方の見直しを発信しています。


ローソン

すこし離れるって、ホッとする。

ソーシャルディスタンスをコーヒーカップで表しています。
「マチのほっとステーション」というコピーにもかかっています。


メルセデス・ベンツ

海外の大手企業も自社のロゴマークでソーシャルディスタンスなどを発信しています。


PANDAID

2メートルという長さを色々な表現で表す面白いフリーテンプレートを配布されています。
自分で記入出来る形式のものもあり、身近な2メートルを探してしまいます。


海外

ウクライナ政府名画ポスター

名画たちをポスターにしています。
最後の晩餐がこれではちょっとさみしい・・!


100年前

大正時代のスペイン風邪

100年前の世界でも感染病が猛威を振るっていました。
マスク着用を推進するなど、今と同じような注意を促していたのが分かります。

はい。いかがだったでしょうか。
今回ご紹介したものはもちろん数ある広告のほんの一部です。
ニューノーマルな生活様式の提案や、企業としての社会や顧客への向き合い方など、発信するメッセージにも強い意志を感じました。


ラクスのデザイナー達も感染対策をしながら日々業務を行っています!
そんなラクスではデザイナー採用を積極的に行っています!
是非ご応募をお待ちしております。


引用


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