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それ行け!東大クン!2 たばこ税が上がらないワケ

キャラクター紹介


たばこ税が上がらないワケ

ググ子「旦那のたばこが臭くて、子どもにも害あるし、いっそたばこ税が10万%にならないかな~、東大クン。」

東大クン「なぜそうならないのか知っているかい?」

ググ子「えっ!?」

東大クン「まずこれには日本の歴史から説明する必要があるね。たばこ産業というのはもともと、日本政府のもとで行われてきた。日本たばこ産業という名前が知られているね。しかし、郵政民営化などの流れの中で、たばこ産業も『民営化』する、つまり一般企業にやらせよう、となった。
でも。『日本たばこ産業法』という法律によって、財務省は三分の一以上の株式を持たなければいけなくなった。当時の日本たばこ産業株式会社、いまの『JT』だね。
『民営化』というのは、本来完全に国が関係しないようにするのが重要(完全民営化というよ)なんだけれど、実態は国の出先機関、要は警察や公立学校の教員の様に、公務員化してしまっているんだよ。
そこで、今回の、たばこ税が引き上げられない、ということが起きる。
議員のエライ(笑)人たちには、「たばこ族」という議員連盟がある。
もくもく会、とか聞いたことあるんじゃないかな。
その人たちは、「議会に喫煙所をふやせ!」とか言う。でもこれは、ガチガイジというわけじゃなくて、『JT』からいっぱいお金をもらうために、そういうことをしているんだよ。
ちなみに『厚生労働省』はたばこをやめろ!と言っているけれど、
『財務省』はたばこを吸え!と、言っているんだね。有名どころだと
麻生太郎さんが『たばこ族』であったね。

まとめろ!東大(ひがし でかし)!


まとめると、『たばこ税』がなかなか上がりにくい理由は、政治家がどっぷりたばこで儲けているからなんだよね。」




東大クン「どうかな、理解(わか)った?」

ググ子「あ、旦那からメッセージ!たばこやめるって!ヤッター」

東大クン「東大(ひがし でかし)の知識が子羊を救った…知識は救いだ」

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