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明清代へタイムトラベル楽園都城。世界遺産=平遥古城!

 ご無沙汰しておりました。夏休みが終わり、少し忙しくなり更新できずにおりました。

 さて、ゲームの三国無双や放置少女、謀りの姫ファンのみなさん!あるいは、ドラマ武則天や瓔珞など華流に夢中のみなさん、そうしたゲームやドラマの世界観の城塞都城を中国で体験したければ、間違いなくこの街です。山西省晋中市平遥県=平遥古城。明や清時代の中国都城の雰囲気を唯一残していることから、世界遺産に指定されており、もはや中国有数の観光都市です。昨年夏訪れた時も、中国国内の観光客はもちろん、欧米の観光客も含め、昼夜とわず大変な賑わいでした。コロナ禍の今夏はどうだったのでしょうか?観光客減少で、昔の姿に少し戻っていたのかもしれませんね。現在は、西安と北京の間に新幹線が走っているので、10年ほど前に比べると随分とアクセスしやすくなったと思います。私は西安から新幹線で3時間半ほどかけて一泊して参りました。北京からの方が少し近いようです。

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街の南門。正面になりますが、新幹線の駅から行くと、西門までタクシーで行き、そこから徒歩で入城することが多いようです。

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こちらが西門。内側から見上げたところです。

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外側は、土レンガできっちりと城壁然としていますが、内側から見ると、土を固めて作る版築そのままになっています。

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南門の城壁から眺めると、こんな景色が広がり、ビルも全くありません。清代には、豪商の街として栄えたのですが、近代化からは取り残されたことによって、この奇跡的な景観が残されたのです。ただ、メインストリートには、もはや土産物屋とレストランと宿泊施設しかありません。

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南門をあとにメインストリートに入って行くとこんな感じです。昨年夏の西安周辺ツアーでは、この写真の右端にいらっしゃるような、Tシャツたくし上げスタイルで猛暑を乗り切っているおじさんが多く見受けられました。おじさま型のビキニスタイルでしょうか。

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少しメインストリートをはずれると、観光客が少なくなります。ゲストハウスへ向かう欧米人のバックパッカーもしばしば見かけました。

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木陰が気持ちいい裏通り。路地に迷い込めば迷い込むほど、タイムトラベル感が高まります。暑ささえなければ、もっと散歩したかったなあ。

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そんな裏通りの一角に、明時代の邸宅をリノベーションした素敵なホテルがあります。次回は、そのホテルをご紹介します。

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