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世界遺産=平遥の豪商邸宅リノベホテル

上記、前回の記事でも最後にふれたホテルのことを本日は改めてご紹介します。世界遺産の平遥古城の西門からもさほど遠くない場所にあります。西門から西大街を少し東に進み、三筋ほど過ぎて、沙巷街という細い道を南へ50メートルほど行くと…。

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左側に。

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「一得客栈」この看板をお見過ごしなきよう。そして、看板手前の路地を…

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ためらうことなく、奥へと進むと突き当りが、フロントになっております。

路地の右側全体と、左側の奥スペースがホテル。左側手前は普通の民家だったので、お間違えなきよう。イデー・ホテルと読みます。

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夜はこんな感じです。奥の明るいところがフロント。

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宿泊した部屋。手前の建物をまるまる占拠。手前庭に面して、ホテル全体のレストランスペースがあります。

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部屋の中の雰囲気はこんな感じ。平遥のホテルは、もっとピカピカにリノベしたところが多いようですが、ここは比較的昔の屋敷時代の雰囲気を残してリノベーションをしているところに好感がもてます。ピカピカ&清潔好きの方には少し物足りないかもしれませんが。

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こんな具合に、古材がそのまんまな感じです。280年前の清代の豪商の屋敷をそのままホテルにリノベーションしたものだそうです。

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タイムトラベルした気分を味わえること間違いありません。これは他のホテルでは味わえないところ。

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ホテルのレストランスペース。ここもとても気持ちのいい空間でした。

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こちらのソファ席も寛げます。

そして、何と言っても、食事がおいしくて、安かった。

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どれも優しい味で、分量もほどほどに。私の口にはとても相性のよい料理でした。そして、黒ゴマ揚げ団子が、日本と少し違う雰囲気でしたが、絶品。

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サクサクのシューっぽい皮が最高!黒ゴマの餡もジューシーで素晴らしい。これだけ色々頼んで、お酒も飲んで、あわせて150元(2000円前後)いきませんでした。

このクオリティで、2人で一泊16000円前後。周辺のホテルが、同じ2人で一泊1000円~6000円くらいのものが多いことからすると高いのでしょうが、世界遺産=平遥古城のホテルとしては、ここを選んで本当に良かったと思いました。オーナーっぽいお姉さんは、英語もできて不便がなかったですし、旅慣れた風情の欧米人カップルや家族がたくさん泊まっているのも納得。HOTELS.COMでも予約可能です。中国国内で体験した宿泊施設の中では、1位をつけてよい快適さでした。


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