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パリ・サンマルタン運河そばにあるパンの楽園=Du Pain et Des Idées(デュ・パン・エ・デジデ)

 5年前、パリでコンサートの仕事があった時に、レピュブリック広場にあるインターコンチネンタル・ホテルに泊まったことがありました。

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 同じ年の終わりに同時多発テロで被害を受けたライブハウス=バタクランが会場だったので、そこから便利な場所だったからです。あの時は、あんな残酷な事件が起きることなど、全く想像することなく、楽しくサンマルタン運河あたりを朝に散歩したりしました。

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 パリの中心近くでありながら、運河沿い場所がらか、穏やかで、のんびりした時間が流れていました。

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 水辺って、どこでも賀茂川と同じことになってしまうんですね。

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 しかし、この船の標識が鴨川と違うところ。一時停止?ですかね?

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 そんな朝の散歩で出会ったのが、ご紹介するブランジェリー。

 「Du Pain et Des Idées(デュ・パン・エ・デジデ)」

 店構えも素敵でありませんか?あ、良く見えないですか、これでいかが?

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 朝も8時くらいからこの行列です。

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 おいしそうなパンのオンパレード。内装や飾り方も、オシャレな。

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天井もこんな感じで、鳥が飛んでまっせ。

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 店の前には、お肉屋さんがハムの出店を出しており、その場でパンにはさんで、バターだけ塗って、ジャンボン・ブールを作ってしまえるという合理的コバンザメ商法が展開されてました。こういう景色が、パリって都会なんだけど、村的なところがあるなあっていつも思わされるんですよね。

 ちょうど、2015年に表参道に日本支店がオープンしたのですが、もう閉めてしまったようですね。こういう景色も含めてパリの生活に根付いた店だから、おいしいパンだけ日本にもってきても・・・ていうことかもしれませんね。昨年の春も再訪しておいしいパンをいただきましたが、近くに宿泊したら、また歩いてジャンボン・ブールをトライしたいですね。

パンの詳細なレポートは、食べログパリの口コミ欄にある「ぱりそら」さんのものが実に微に入り細に入り素晴らしいので、飛んでみてください。


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