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#6 音楽という名の鎧

音楽が、僕を強くしてくれた

音楽を本格的に好きになったのは中学2年生の頃。
ポルノグラフィティのベストアルバム「RED'S」「BLUE'S」を聴いたときだった。

これらの音楽が今世の中で一番かっこいいんだろうと思っていた。
しかし中3の頃に、とたんに覆されることになる。
ラジオから流れてきたL'Arc~en~Cielの「READY STEADY GO」に打ちのめされてしまったのだ。

以降、僕はロックを中心にあらゆる音楽を聴くようになった。
今では洋楽・邦楽問わず、さまざまなジャンルを聴く。
電車の中、車の中、散歩のときなどなど、いかなるときも音楽を聴く。
それが当たり前だった。

ある日、僕の愛用しているウォークマンが壊れてしまった。

絶望。

生きているのが楽しくない。

無音の中にいる自分、すんごく弱い。

サブスクがまだ普及していなかったときの出来事。
それがなければ、どう頑張っても外で音楽を聴く手段がなかった。
なくなって初めて気づいた。
音楽は自分をいかに強くしてくれていたのかを。
言うなれば、音楽というのは、僕にとって鎧だったのだ。

それからも音楽のおかげでさまざまな経験をすることができた。
音楽のおかげで友達ができた。
音楽のおかげで母国語の違う人と笑うことができた。
音楽のおかげであらゆることにチャレンジすることができた。

音楽には間違いなく人を強くする力があると確信している。

僕の勝負曲

タグから何を書こうかと考えている中で「#私の勝負曲」というタグを見つけた。
この「勝負曲」という言葉がある段階で、音楽には人を強くする力があるという事実が明確である。
この記事では、僕の勝負曲を3曲紹介しようと思う。
この記事が、素晴らしい音楽との出会いの一助になったらこの上ない喜びだ。

勝負曲1:Walk/Foo Fighters

アメリカのロックバンドNirvanaのドラマー、デイヴ・グロールが作ったバンド。今もなお人気の高いアーティストの一角。
「I'm learning to walk again.(また歩き出してみよう)」
と、再起を表すような歌詞が、仕事に試練に立ち向かわせてくれる。
僕にとって最強の鎧ソング。

勝負曲2:ブレーメン/ヨルシカ

「よし頑張ろう!」という勝負曲というよりは、勝負前にリラックスするための曲といった方がいいかもしれない。
PVでは様々な人が歩いている足のみを映している。この曲を聴きながら散歩すると異常に楽しい。
さらに「さあ 息を吸って 早く吐いて」という歌詞のおかげで、自然と深呼吸もできるというお得な1曲。

勝負曲3:
ミッドナイト・クラクション・ベイビー/THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

昨年11月に亡くなった日本が誇るロックスター・チバユウスケ率いるミッシェル。Mステでロシアのアーティストt.A.T.uが出演をドタキャンして、急遽彼らがこの曲を演奏して危機を救ったというのは有名な話。
歌詞もそうだが、このギターリフを聴いたら最後、もはや頑張るしかなくなるというくらい元気が出る。

これからも音楽と共に

noteを始めてから、一番自分のことばかりを書いてしまった記事となった。
好きな音楽の話となると、口も脳も止まらなくなる。
そんな厄介なおじさんへと成長しているなとつくづく感じる。

それでも僕は音楽を掘り続ける人間でありたい。
好きな音楽に出会えたときが、人生で一番素晴らしい瞬間の一つだから。




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