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「岩井俊二」

近年、アジアの映画が世界でも評価されるようになってきました。


2019年に「パラサイト 半地下の家族」では第92回アカデミー賞作品賞を含む6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を受賞しました、これはアジア初の快挙。



そして、2022年「濱口竜介」監督の「ドライブ・マイ・カー」が第94回アカデミー賞、作品賞・監督賞・脚色賞・国際長編映画賞(旧外国映画賞)の4部門にノミネートされました。作品賞と脚色賞でのノミネートは日本映画初。これも日本の映画史上ではかなりすごいことが起きています。


遅ればせながら、自分もやっと「ドライブ・マイ・カー」観ましたが、とても面白かったです。


「日本の映画」には、ハリウッドの映画などと比較すると作品にもよりますが、撮影の規模だったり、派手さは劣るかもしれません。


ただ、絵としての綺麗さはハリウッド作品にも勝るものがあると思います。日本の景観、映像の綺麗さ素晴らしい芸術だと思います。


「日本の映画」を語る上で、外せない映画監督や作品、俳優などキーワードがたくさんありますが、「岩井俊二」これは外せないキーワードの一つなのではないでしょうか。

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「岩井俊二」

「Love Letter」「スワロウテイル」「リリィ・シュシュのすべて」「花とアリス」「リップヴァンウィンクルの花嫁」「ラストレター」など、たくさんの有名な作品があり、映画のポスターなんかも見たことがある人も多いのではないでしょうか。

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“岩井作品”にはたくさんの特徴があります、まずキャスティングが独特です、売れる前の女優や俳優を起用したり、映画の後半になるにつれて大物役者が出てきたり、“岩井作品”をきっかけに有名になった俳優、女優もたくさんいると思います。


また、“岩井節”と呼ばれる特徴があり、通常、映画、ドラマ、小説など物語には伏線とオチが存在しますが、“岩井作品”では伏線がいくつも張られているものの、最後まで回収せずに明らかにしないということがよくあります。

また「岩井俊二」作品は、繊細でアーティスティック、それでいて確立された世界観を表現した作品が多い印象です。

独特な映像美から“岩井美学”などと呼ばれるようになり、その芸術的作品たちに引き込まれ見終わった後の余韻がすごいです。


「日本の映画」には「岩井俊二」作品はじめ他にも面白くて素敵な作品がたくさんあります。



映画界でもそうですが、他にも最近では冬季オリンピックでのスノーボードやスキージャンプ、フィギュアスケートなど多くの競技で日本人の素晴らしい活躍がみられました、日本人ってやっぱりすごいなと、日本人に産まれて良かったなと改めて思いました。


平凡な感想で、稚拙な文章になりましたが1人の日本人として自分なりに理想を追い続けられたらと思います。












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