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【元Fラン大学生が教える】締め切り間近の卒業論文の書き方―辛口―


◆諸注意

・この記事では筆者の経験に基づいた体験談を記述しています。
・この記事は筆者が関わった、大学8回期生の論文作成経験に基づくものです。教員からレポートの書式に関して指導があった場合は必ずそちらに従ってください。
・単位取得の保証などは出来かねますので、ご理解の上お読みください。
・TOP画像は発言まとめメーカーさんを使用させていただきました。


◆今回の事例

・筆者の専門は心理学です。
・今回の事例学生の専門は社会環境学です。
・今回登場する事例は大学を3年以上休学中で、研究室とのやり取りは皆無でした。現在大学とは別の都道府県に居住しており、大学図書館も研究室も使えない状態でした。


◆この記事を読まれる方へ

・文系論文の書き方です。
・筆者に経験がないので、学士論文レベルまでの話となります。
厳密な卒業研究(学士論文)の書き方とは異なります。あくまで、卒業するための論文の書き方です。

では次項から、具体的なスケジュールを交えてお話していきます。


■覚悟を問う■

まず崖っぷちにいる4年生諸氏にお聞きしたい。
卒業したいの?

筆者のケースでは、「4年間も在籍料を払っておきながら、学士も貰わずに大学を去るのか?」「大卒と高卒でまだまだ応募できる職種が違うぞ!」と脅しをかけました。
ご存知ない保護者の方向けに解説しますと、大学はお金を払えばいつまでも籍を置かせてくれる場所ではありません。教授会という組織があり、その議決で「学業達成困難」と判定されてしまえば退学処分になります。
その目安が概ね8年です。たいていの大学は学則に明記していますので、学生がモラトリアムを謳歌しているようなら、1度卒業する気があるか聞いていただきたいと思います。

その上で、卒業か?留年か?(退学か?)を決める時期が9月です。
後期ターム開始の時期であり、半年で卒業論文を仕上げる大学では、この時期に夏休みに練った卒業論文のテーマを指導教員に提出します。
(1年や1年半で卒業論文を仕上げるタイプの大学でも概ねこの時期に中間報告を行います。)

早い話今年度卒業したいのならば、腹をくくるラストチャンスです。

以下は「卒業」を選んだ方のみお進みください。
「留年」を選ぶ方は同期生の学習を見ていれば、翌年問題なく論文が書けるはずです。

■9月 恋人を見つけろ■

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