他人の不幸を知って、落ち着こう。ハリケーンの巻。
はしたない行為だが、これは猫を抱く・朝の散歩と同様に積極的に取り入れるべきだと思っている。オキシトシンが出るらしい。ただし、どこにも発信しない話さないことが条件だ。品良く。
ただし、不幸って本人にしてみれば情報の探求や整理の機会でもある。また、同じ現象でもその人のキャパや状況・その後によって大きく変わるので・・不幸なんて観念的なもので『事実』でもなく『存在』などしていないとも言える。
地球の寿命が約100億年・・何もかも、どうでも良くないか?
今回は、ハリケーンについて。
台風
17m/秒 南シナ海など
サイクロン
17m/秒 北インド洋など
ハリケーン
33m/秒 北大西洋・アメリカ・メキシコ
風速のご参考に いさぼう様
日本でも、台風があるごとに被害が報道される。
でもアメリカさんのハリケーン。時速200キロとか・・毎年8回程度ある。
直撃を食うと、屋根が舞い上がり人も動物も投げ出されるのだ。
当然、家や車は完璧に壊れ・・数千人・数万人が亡くなる。
亡くなった人も気の毒だが、生き残った人も辛い。
アメリカでは救済システムは、特に再就職を中心に行われている。
ここまで書いていて、日本にも全てを失った人も沢山おられるのだから苦しくなった・・・
冷たいようだが、立ち直るのも絶望に伏すのも各自の状況や気持ちによるし元気を出さねばならない。私自身は妻の死からもう15年になろうとするが、立ち直れていない。だから、仮設住宅(無料)から出る気力の出ない人も無理しなくて良いとも思う。生活保護を受けながらパチンコやベンツの人たちに比べれば。
人間て、その本質は世界中ほとんど変わらないと思う。アメリカ人だからといってパーリーやヤンキーだけじゃない。真面目で鬱病になっちゃう人も多い。
ドカーンと家と職場が無くなる・・思い出の品も財布も携帯も・・・食うもの・寝る場所も探さなきゃ・・子供もペットも守らないと・・
そんな状況・・・考えただけでも恐ろしく気の毒だが。
『あんなに不幸な人がいて、私はまだマシだわ』
『あんな逆境でも、生き抜くなんて人間は強い』
どんな表現をしようと、自分より不幸≒劣る≒死に近い・・人を見た時に私たちはオキシトシンを出しつつ快感≒悦びを持つのだ。そこは認めようじゃないか。他人の不幸は蜜の味とは、脳内麻薬オキシトシンからの快感なのだ。
ここで、真面目な人は頑張って快感を止めようとするのだが、それは危険な行為だ。
そして、現実には寄付などで助け合いたいものだ。お葬式の時なども、長話に付き合わせないこと。
生き物は、全員生きられないようにできている。
どのような種でも、すべては助からない。一部を生かすために一部は死ぬ。ネズミにせよバッファローにせよ鯖にせよ人間にせよそうだ。
生き残ったものは、その瞬間は助かったのだ。生死が分たれたとき、それは不合格者が出たとき、セレブが転落したとき。
『ああ、私は生きている。』その実感は悦びなのだ。人は生来、そのように生まれている。
瞬間的に生き残った者も、いずれ死ぬことになる。
こんなことを言う私も、自分の敗北や死を受け入れるときが来る。
その時には、あなたを少しでも気持ちよくできる私でありたい。
頑張ります。
最後まで、お読みくださりありがとうございました。
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