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「直感」と「違和感」どちらが大事?

こんにちは、産業カウンセラーのかおりです

普段は空模様とその時考えていた事を
noteに投稿しています

今朝は「直感」と「違和感」
どちらを大切にして生きていけば良いのか
と疑問が湧き上がってきましたので調べてみました

お時間がある方は是非お付き合いくださいね

私の自己紹介はこちらの記事

「直感」と「違和感」言葉の違い

直感とは
考えたり説明されたりしなくても
物事を直接感じ取ること

違和感とは
しっくりしない感じ
よく合わない感じ

「直感」ってなに?

直感はあなたの大切な感覚の一つです

脳科学者、中野信子先生によると
「直感」はおおむね視覚から判断されている
という事がわかっています

そうです
人の直感は
見た目で判断していることが多いということです
だからこそ、間違えます

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例えば
店先が綺麗に整っているパン屋さんか
店先がごちゃごちゃとしているパン屋さん、
販売しているパンの種類も品質もわかりませんが
あなたはどちらのパン屋さんに入ってみたいと思いますか

「直感」に従ってしまうと
多くの人が、前者のパン屋さんの方に興味が湧くと思います

「見た目が良い」からです

しかし
実際そのパン屋さんに入ってみたらどうでしょう

パンの品質についての説明書きもなければ
衛生管理もされていない
商品が雑に扱われているなど
あなたの期待が外れてしまうことがあります

「あれ?思っていたのと違う」

その時に感じたものが「違和感」です

ではその後のあなたは
どのような行動を取りますか

あなたの期待通りでないことがわかれば
そのままパンを買わずにお店を出るかも知れません

または
パンを買わずに店を出るのは忍びないと思い
仕方なくパンを1~2個購入して
店を後にする方もいるかもしれません

いずれにせよ
あなたは何か特別な理由がない限り
そのパン屋さんには今後一切行かないと思います

そうです
「直感」は見た目に惑わされて
間違えてしまうことがあります

では「違和感」の方はどうでしょう

「違和感」って何?

認知心理学における「違和感」の研究によると
人が認知する過程で「何か変だ」という違和感
生存の危機や脅威に強く結びつくようになっています

そして
その違和感が強ければ強いほど
人はその「違和感」の原因を探ろうとする
ということがわかっています

「違和感」には
危機回避する役割がある
ということです

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では
先ほどのパン屋の例で当てはめてみましょう

あなたの直感が「あのパン屋さんに行ってみよう」と感じ
いざ入ってみると違和感

「あれ?思っていたのと違う気がする...」

あなたの違和感は、危機を回避するため
あなたの行動にストップをかけます

「そのパン、買わない方が良いかもよ?」

ザワザワ...

「違和感」の役割、伝わりましたか


結局「直感」も「違和感」も両方大事
だけど...

あなたが「直感」だけ
物事を判断してしまうと
正解を選ぶことが出来ないかも知れません

また
あなたが「違和感」を感じたのなら
そのまま進むのは止めましょう

なぜなら「違和感」は
あなたの危機を回避するための感覚だからです

結局のところ
「直感」も「違和感」も両方大事

どちらか一方だけが大事なのではなく
違いを知り、あなたの感覚を尊重する
ということが大切です

あなたの選択が
これからの未来を作ります

たとえ選択が間違っていたとしても
あなたの気持ちを尊重して生きていきましょうね


最後まで読んでいただき、ありがとうございました


今回の参考文献はこちらです↓

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