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カタツムリと食と農のお話。


先日、インスタグラムにアップした内容と重なるのですが、

梅雨真っ只中の沖縄では、
カタツムリが元気すぎるシーズン到来です。

カタツムリって、本当になんでも食べる。

まだ赤くなる前のトマトさえも食べる。



あの子たち、本当に野菜大好き。
柔らかくてみずみずしい葉っぱなんかも大好きだし、花さえ食べてるときある。

グルメさん。

映えとは程遠い、
お見苦しい画ですが😅

BASEでは、これも、「生きた教材」として
敢えて子どもたちに見せていきます。



トマトが美味しくて、雨だと元気になるカタツムリも、

きれいでおいしい野菜を食べたい人間も、

その土に根をはやし、精一杯育ったトマトも、

みんな生きている

そんなことを思うと、なんとも言えない気持ちになるんですが、
カタツムリさんには悪いけれど・・・やはり寄生虫などの心配もあるため、ここはトマトに影響がないように、お薬を撒かせていただきます。


「化学農薬はすべて悪だ」と批判する声をよく聞きます。
確かに、できるだけ使わない方がいいです。
環境に負荷があるのは間違いないですから。

でも、全く使わないことによって起きる別のリスクがあります。
(カタツムリ経由の寄生虫がついたトマトを食べてしまう、など考えたらゾッとします。。)

必要最小限の薬品を、適切に使用することで、そのあたりのバランスをとるわけです。

その他、薬品を使わずに銅板を使う方法などもあります。

とかなんとか・・・

こんなことをあれこれ自分でやってみると、

有機野菜って何であんなに高いのか よーくわかります。

小さな菜園レベルでもこうなんだ。

農家さんは、もっともっと広い畑で、こういったことに日々向き合って、
私たちにおいしくて安全な野菜を届けている。

めちゃくちゃ苦労して、気概を持って作ってるんだな〜・・・って、
すぐ気づくはず。


そしたらさ、
残さず大事にいただこう!! ってなるよね。
大事に調理しよう!!ってなるよね。

いただきます」ってそういうことなんだよね。

それが、「食」への誠実な向き合い方のひとつかなと、私は思っています。

少しだけ視点を変えてみたり、実際に自分で育ててみたら

気づくことがたーくさんある。



BASEは、まさに「そういったこと」をやりたくて立ち上げました。

「食と農」をツールに生き方を見つめたり、自分の人生を自分らしく切り拓いていけるような遊びや学びをたくさんやりたいなと。

そして、ただ、育てて収獲するという表層的な体験だけじゃなく
できるだけリアルな学びを大事にしていきたいなと思っています。

だから、
プロの農家さんにしてみたら「恥だな」と笑われるかもしれない
あんなカタツムリの食害でさえも、教材として、敢えて見せていく。

それが、「食と農の学び舎」です。



貴重なお時間を割いて、ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

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